ASPジャパン「OAKLEY PRO JUNIOR」で 加藤嵐がジュニア2連覇、ガールズで野呂玲花、カデットで安井拓海が初優勝。

ASPジャパンツアー「OAKLEY PRO JUNIOR」が終了。加藤嵐がジュニア2連覇、ガールズで野呂玲花、カデットで安井拓海が初優勝。 


ジュニアで2連覇達成の加藤嵐 photo:s.yamamoto

千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)で開催中の、2012年ASPジャパンツアーの第6戦目となるジュニアイベント「OAKLEY PRO JUNIOR」が終了。加藤嵐がジュニア2連覇、ガールズで野呂玲花、カデットで安井拓海が優勝した。

 

本日の天候は晴れ。風は弱い南西、波は胸肩セット頭ぐらい。今シーズンのベストコンディションとまで言われた素晴しいコンディションの中、U-20メンズジュニアのクオーターファイナルからスタート。その後続けてセミファイナルを開催。U-20ガールズのファイナルをはさみ、U- 20メンズジュニアのファイナルが行われ、最後にU-16カデットの クオーターファイナル、セミファイナルとファイナルが行われた。

 

U-20メンズジュニアファイナルに勝ち進んだのは、加藤嵐、大橋海人、仲村拓久未、安井拓海の4名。大橋海人は一人左へ移動。レフトの波にしぼりエアーで勝負し、7.00と5.00でヒートスコア12.00でファイナルをリードする。それに対する加藤嵐はライトの波で6.50をスコア。更に後半に入り7.80をスコアすると大橋を大逆転。ディフェンディング・チャンピオンである加藤嵐がOAKLEY PRO JUNIOR2連覇を達成した。

 

 

U-20ガールズファイナルに勝ち進んだのは、野呂 玲花、高橋 みなと、武知 実波、北沢 麗奈の4名。そんなファイナルは、野呂 玲花とディフェンディング・チャンピオンの高橋 みなとの一騎打ちとなった。最終的に8.30対8.25という僅差で野呂が高橋を下し優勝。そして今回の優勝で野呂玲花は、今回のイベント不参加だった大村奈央を逆転して、2012 ASPジャパン・プロジュニアガールズ・ランキングでランキングトップとなった。

 

 

U-16カデットファイナルに勝ち進んだのは、安井 拓海、佐藤 魁、松下諒大、仲村 拓久未の4名。セミファイナルの大逆転勝利でファイナル進出を決めたた安井 拓海がスタートからチャージ。波のリズムを掴んだ安井拓海がスタートから素晴しいサーフィンを見せて、ハイスコア2本の6.75、7.25をマークしてファイナルを完全にリードした。仲村拓久未も持ち前のカーヴィングターンのコンビネーションで6.00をスコアして応戦する。残り時間5分を切って、セットを奪い合い、テイクオフポジションで縺れた安井と仲村。仲村が波を奪い、素晴しいマニューバーで9.75をスコアするも、それがインターフェアとなり仲村拓久未は4位に転落。そのままタイムアップとなり、トータルスコア14.30ポイントで安井が文句なしの初優勝を飾った。

 

 

 

「OAKLEY PRO JUNIOR」
ジュニア優勝:加藤嵐、2位 大橋海人、3位 仲村拓久未、4位 安井拓海
ガールズ優勝:野呂玲花、2位 高橋みなと、3位 武知実波、4位 北澤麗奈
カデット優勝:安井拓海、2位 佐藤魁、3位 松下諒大、4位 仲村拓久未

 

 

ASP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」ジュニア優勝。加藤嵐−1。今大会を連覇。おめでとう!
ASP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」ジュニア優勝。加藤嵐-2。やればできるじゃん。レールワークを忘れずに。
ASP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」ジュニア優勝。加藤嵐-3
ASP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」ジュニア表彰式
ASP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」ジュニア優勝。加藤嵐。今回のトロフィーは銅鑼。ボワワワーン♪
ASP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」ジュニアガールズ優勝。野呂玲花−1。ガールズの代表争いに一歩リード。優勝インタビューではWJCへの出場を熱望。
ASP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」ジュニア2位 大橋海人。一人ファイナルでは左へ移動。レフトの波にしぼりエアーで勝負するも一歩及ばず。
ASP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」ジュニア3位 仲村拓久未。今年はジュニアクラスでも十分戦えるようになった拓久未。ブレなけらばもっと勝てる。
ASP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」ジュニア4位 安井拓海。痛恨のインターフェアで4位。これも修行。
ASP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」ジュニアガールズ表彰式
ASP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」ジュニアガールズ2位。高橋みなと。今大会の連覇はならず。悔しさを次の大会に向け、優勝を誓う。
ASP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」カデット優勝。安井拓海−1。成長著しい拓海。あとはレールを使えるようになれば、もっと強くなれる。そして、今は、経験を積むこと。
ASP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」カデット優勝。安井拓海-2。
ASP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」カデット表彰式。
SP Junior event 「OAKLEY PRO JUNIOR」カデットの仲村拓久未。インターフェアで4位。良いサーフィンしていただけに残念。でも、これも修行。次につなげれば良い。

 

 

 

このジュニアイベントはJunior Mens(ジュニア20歳以下)U-20とJunior Girls(ジュニア・ガールズ20歳以下)U-20の2クラスで争われる。ジュニアU-20はワールドジュニアチャンピオンズに選抜される男子5名、女子2名がセレクトされる重要な大会でもある。今大会はグレード1(1スター)のポイントが争われ、中盤のポイントゲットに向けて各選手とても重要な試合となる。

 

第2戦が終了している時点で、新井洋人(神奈川)が現在1位、2位に大橋海人(神奈川)、3位に加藤嵐(千葉)、4位に金尾玲王(神奈川)、5位に仲村拓久未(伊勢)でそれを6位の田中海周(徳島)7位の佐藤魁(神奈川)が追う状況である。ガールズは1位が大村奈央(神奈川)、2位に野呂玲花(大阪)、3位北沢麗奈(長野)高橋みなと(宮城)がそれを追う状況である。

 

ワールドジュニアチャンピオンズ(WJC)は、世界7地域から選抜された48人のジュニアが、インドネシア、ブラジル、オーストラリアで開催される チャンピオンシップに招待され世界タイトルを争う世界最高峰の戦いの場であり、この試合で好成績を残す選手は将来のワールドツアー参戦に最も有利なシード 権を得る事が出来、同時にこの大会で優勝をする事はジュニアの世界チャンピオンとなる。

 

このイベントはインターネットによるライブ放送されます。

直接会場にお越し出来ない方はインタ-ネットライブ中継をお楽しみ下さい。

イベント公式ページは、http://japan.oakley.com/projunior/ からどうぞ!

「OAKLEY PRO JUNIOR」は、下記スポンサー各位に感謝すると共に提供されます。

・OAKLEY JAPAN.K.K(オークリージャパン株式会社)
・ASAHI SOF DRINKS(アサヒカルピスビバレッジ株式会社)
・波伝説(サーフレジェンド)
・G-SHOCK(カシオ計算機株式会社)
・SYNDICATE(シンジケート・サーフプロダクツ)

公認
・ASP インターナショナルジャパン

協力
・株式会社エイ出版社

■問合せ先:ASPジャパン事務局
Email:office@aspjapantour.com