ASP4スター「BILLABONG PRO TAHARA 」はハワイのイズキール・ラウが優勝。大野修聖は3位。


ASP4スター「BILLABONG PRO TAHARA 」は
ハワイのイズキール・ラウが優勝。 大野修聖は3位。 


 

photo:s.yamamoto

7月25日から愛知県田原市にて3年振りに開催されたASP 4 スターイベント「BILLABONG PRO TAHARA presented by XPERIA Sony Smartphone」は、今シーズンの日本国内における最大級のサーフィン・イベントとして大成功で幕を閉じた。大会最終日の天候は晴、無風から軽い南東のクリーンな1-3フィートのコンディションでスタート。大会5日間を通して同じようなコンディションでの開催となった。

 

ファイナルデイの会場を埋め尽くしたギャラリーの注目は、残った4名のサムライ達がどこまで勝ち上がってくれるのかというところ。そして、本日の第1試合は、2007年の田原の6スターで日本人最高位となった、田原との相性が良い林健太と、世界の大野修聖という好カードとなった。ビックマニューバーでハイスコアをマークする大野修聖に、林健太はバレルをメイクしエアマニューバーで応戦。両者とも気合いの入ったライディングに僅差のクロスヒートとなったが、最後は完全に林健太をブロックした大野修聖がセミファイナルへ勝ち上がった。残ったふたりのサムライ、田嶋鉄兵、大橋海人は、惜しくもここで敗退し、大野修聖が最後の砦となって、セミファイナルでインドネシアのハイリル・アンワーと対戦した。

 

クオーターで田嶋に対し、1本の波で2回のフルローテーションを入れて9.17というイベント最高得点をマークしたハイリル・アンワー。セミファイナルのスタートから、フロントサイドのビッグ・エアーでエクセレントな8.50をマークする。さらに8.00をスコアすると、大野修聖はコンビネーションに追い込まれ、惜しくも敗退。日本国内で行われた4スターイベントで3位でフィニッシュとなった。

 

ファイナルは、そんなハイリル・アンワーと、セミファイナルでトーマス・ウッズ(オーストラリア)を大逆転で下したハワイのイズキール・ラウの対決となった。ファイナルは、勢いに乗るラウが最初の波で360°ビッグ・エアーをメイクし7.83をスコア。対するアンワーも6.00で応戦する。しかしラウはフロントサイドエアー360を再びメイクし6.67をスコア。ヒートトータルを14.50と大きくリードする。アンワーはその後もハイリスクのエアを繰り出すもスコアは伸びず、そのままタイムアップ。ハワイのイズキール・ラウが優勝し、賞金$15,000と、ワールドランキングにおける1000ポイントを獲得した。

 

 

Billabong Pro Tahara 2012 最終公式結果:

優勝:イズキール・ラウ(HAW)
2位:ハイリル・アンワー(IND)
3位:大野修聖(JPN)、トーマス・ウッズ(AUS)
5位:林健太(JPN)、田嶋鉄兵(JPN)、大橋海人(JPN)、ダレン・ターナー(JPN)

 

2012 ASPジャパンツアー次戦は8月4日から8月5日まで千葉県長生郡一宮町(志田下ポイント)にて開催される2012 ASPジャパンプロジュニアツアー、Grade1イベント、OAKLEY PRO JUNIOR となる。

 

4★「Billabong Pro Tahara」優勝 Ezekiel Lauー1。誰よりもこの優勝を喜んでいるのは自身。おめでとう!

4★「Billabong Pro Tahara」優勝 Ezekiel Lauー2。今大会はすべてのヒートで安定した演技。オールラウンドなサーファーだ。
4★「Billabong Pro Tahara」優勝 Ezekiel Lau−3。
4★「Billabong Pro Tahara」優勝 Ezekiel Lau−4。
4★「Billabong Pro Tahara」優勝 Ezekiel Lau−5。 格闘技もこなすイズキール。
4★「Billabong Pro Tahara」2位 Hairil Anwar (IND)−1。QF、SFとエアーだけを武器に勝ち上がるも、決勝では持ち味を出せず準優勝。
4★「Billabong Pro Tahara」2位 Hairil Anwar (IND)-2。決勝は先攻逃げ切りの作戦のようだったが、焦りからなのか、波のセレクトが間違っていたのが敗因。
4★「Billabong Pro Tahara」3位 大野修聖(JPN)−1。サーフィンの質は間違いなくマーだったが、ハイリルのエアー(フルローテーション)に敗れた。
4★「Billabong Pro Tahara」3位 大野修聖(JPN)-2。久しぶりの日本の試合で魅せてくれた演技。そして戦う姿勢。コンぺを目指すものは見習うべき。
4★「Billabong Pro Tahara」3位 Thomas Woods (AUS) −1。今大会、ダークホース的存在でここまで勝ち上がるもSFで敗退。
4★「Billabong Pro Tahara」3位 Thomas Woods (AUS) -2。
4★「Billabong Pro Tahara」5位 林健太(JPN)。
4★「Billabong Pro Tahara」5位 田嶋鉄兵(JPN)。
4★「Billabong Pro Tahara」5位 Darren Turner (JPN)
4★「Billabong Pro Tahara」5位 大橋海人(JPN)

 

 

 

このイベントはインターネットでライブ配信されました。
http://www.billabongpro.com/tahara12/

 

 

 

■大会名称:BILLABONG PRO TAHARA presented by XPERIA Sony Smartphone
■開催期間:2012年7月25日(水)から 7月29日(日)
■開催場所:愛知県田原市赤羽根町大石海岸(ロングビーチ)または赤西海岸(ロコポイント)

For further info on BILLABONG PRO TAHARA contact ASP Japan Branch:
ASPジャパン事務局
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