ASP-WCT第4戦 「ボルコム・フィジー・プロ」は6名が勝ち残り、明日ファイナルデイか。

ASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー第4戦
「ボルコム・フィジー・プロ」は6名が勝ち残り、明日ファイナルデイか。


C.J. Hobgood (USA), Credit: © ASP / SCHOLTZ

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▲映像は前日のDay Four Highlights / Volcom FIji Pro 2012

 

クラウドブレイク、タヴァルア/フィジー(2012年6月10日日曜日)午後までウエイティングとなっていたASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー第4戦 「ボルコム・フィジー・プロ」は再び会場をクラウドブレイクに戻し、4~6フィートのコンディションでラウンド5とクオーターファイナルを行った。しかし風の影響でコンディションが悪化したためにクオーターの2ヒートを完了したところで、コンテストは中断となった。

 

二度のASPワールド・チャンピオンで現在ASPワールドNo.2であるミック・ファニング(AUS)は、元イベント勝利者であるダミアン・ホブグッド(USA)と、リーサル・ルーキーのジョン・ジョン・フローレンス(HAW)を下して,一足早くセミファイナル進出を決めた。「僕にとって良い日だった。」と、ファニングが言った。「ダミアン(ホブグッド)とジョン・ジョン(フローレンス)はここで最もヘビーな選手で,その二人に勝てたことはファイナル・ラウンドへ僕を後押ししてくれる自信になったよ。」ファニングは、ボルコム・フィジー・プロのセミファイナルで、ガブリエル・メディーナ(BRA)と戦う。

 

メディーナはフィジーで今日の午後もインプレッシブななサーフィンを続け、クオーターファイナルで永遠のASPワールド・タイトル・コンテンダーであるタジ・バロウ(AUS)を下した。「風邪は強くなっていますが、まだ良いウェイブがブレイクしています。」と、メディーナが言った。「今シーズンのWCTでは良いスタートを切れませんでした。だから今回、セミファイナルまで勝ち上がれて凄く嬉しいですね。フィジーの波が大好きです。このまま良い波でフィニッシュ出来たら良いですよね。」

 

2011年のASP新人王で現在ASPワールドNo.11のジュリアン・ウィルソン(AUS)は、ラウンド5で、ライバルのオーウェン・ライト(AUS)を下した。エリート・レベルで激しいバトルを繰り広げた二人のサーファーだったが,最後にウィルソンが競り勝った。「オーウェン(ライト)に一つ借りが返せて良い気分です。」と、ウィルソンが言った。「フォアハンドのオーウェンとのタフなドローとなるのは分かっていました。最高のヒートを彼と演じることが出来て、それに勝てて嬉しいですね。僕はいくつかのターンでヒートをスタートさせて、ちょっとしたヘッドディップをしたんです。フェイスは、かなりクリーンで、僕は、そのコンディションに適応しようとしていたんです。」

コンペティションが再開するとき、クオーターファイナル3のジュリアン・ウィルソン(AUS)はケリー・スレーター(USA)と対戦する。

 

ボルコム・フィジー・プロ・ラウンド5:
ヒート1:ミック・ファニング(AUS)10.17 def.ダミアン・ホブグッド(USA)8.54
ヒート2:タジ・バロウ(AUS)16.03 def.ジョエル・パーキンソン(AUS)13.00
ヒート3:ジュリアン・ウィルソン(AUS)14.83 def.オーウェン・ライト(AUS)12.00
ヒート4:C.J.ホブグッド(USA)15.57 def.。ヘイター・アルベス(BRA)7.50

ボルコム・フィジー・プロ・クオーターファイナル:
QF 1:ミック・ファニング(AUS)16.60 def.。ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)9.10
QF 2:ガブリエル・メディーナ(BRA)13.60 def.タジ・バロウ(AUS)10.46

残っているクオーターファイナル:
QF 3:ケリー・スレーター(USA)対ジュリアン・ウィルソン(AUS)
QF 4:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)対C.J.ホブグッド(USA)

ボルコム・フィジー・プロ・セミファイナル:
SF 1:ミック・ファニング(AUS)対ガブリエル・メディーナ(BRA)
SF 2:TBD

 

 

 

オフィシャルサイトではライブ映像を配信中。http://volcomfijipro.com/