ASP6スターAustralian Openは大会6日目。田嶋鉄兵と林健太が敗退。(2/16)

ASP6スターAustralian Openは大会6日目。田嶋鉄兵と林健太が敗退。(2/16)

イベント初のパーフェクト10をマークしたナット・ヤング(USA) © ASP/Dunbar

 

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マンリー、NSW/オーストラリア∥(2012年2月16日木曜日)

ASP6スターAustralian Openは大会6日目。本日も早朝からオンショアが吹き、マッシーな2フィートのコンディションで男子ラウンドオブ 96が終了。いくつかのモンスター・エアリアルと、巨大なカーヴィングが披露された。

そんなスモール・コンディションにもかかわらず、ナット・ヤング(USA)は、全豪オープン初のパーフェクト10-ポイント-ライドを記録した。「僕がマンリーで乗ったベスト・ウェイブでしたね。」と、ヤングが言った。「落ちないように乗りました。あの波は本当に良い波だったので、失敗したくなかったんです。僕は昨日の朝ブラジルから到着したばかりで、一日中時差ぼけしていました。」

また、ジョシュ・カー(AUS)は、ラウンドオブ96のヒートで、ここまでのイベント最高ヒート・トータル18.27をスコアした。カーは、様々なテクニカル・エアリアル・マニューバーを発射し、ジャッジとギャラリーの期待に応えた。「いくつかの良い波があったね。風はエアに良い感じだった。」と、カーが言った。「良い波を掴むのが難しかったね。良い波を掴んでターンを決めたかった。でもチョッピーで面はガタガタ、でもこのコンディションはエアには好都合だったよ。」

また、本日は、ラウンドオブ96に勝ち上がっていた、日本の田嶋鉄兵と林健太のヒートが行われた。オンショアのマッシーなコンディションの中、田嶋鉄兵はファーストライドで4.00をスコア。ヒート中盤まで2位をキープするもバックアップを見つけられず最終的にヒートスコア6.63で4位敗退となった。スロースタートとなった林健太のヒート。WTサーファーのカイ・オットンがバックハンドで6.50をスコアしヒートをリード。林健太も5.93、3.77をスコアして3位で後半戦へ突入。

スコアリング・ウェイブを見つけ出した林健太は、オフザトップとカーヴィングのコンビネーションで4.33をスコア。更にクリティカルセクションで完全にフィンを抜く、ブロウテール・スライドを決めて6.07をスコアするも惜しくも3位敗退となった。これで日本人は全員敗退、林健太が49位、田嶋が73位でフィニッシュとなった。

 


 

ASP6スターAustralian Open「全豪オープン・サーフィン」は男女のASP6スター、男女のプロ・ジュニア・スター・イベントが開催され、世界のベスト・サーフ・アスリートのエキサイティングな演技が披露される。この男子6スターイベントには、日本の選手が多数参加。R-144には H-2 大澤伸幸、H-5 辻裕次郎、川畑太志、H-10 大橋海人、H-11 高橋健人、H-14 田嶋鉄兵、H-15 林健太がクレジット。女子6スターには大村奈央が出場。またプロジュニアでは渡辺寛、大原洋人、女子は大村奈央が出場している。

今シーズンは多くの日本人サーファーが シーズンスタートから積極的に海外のコンテストに参加しており、今回のサーフィンの「全豪オープン」でも日本人の活躍する姿を期待し、エールを送ろう!頑 張れ日本!

 

オフィシャルサイトはこちらです。http://australianopenofsurfing.com/manly12/