ASP6スターAustralian Openは大会5日目。田嶋鉄兵と林健太がラウンドアップ。(2/15)

ASP6スターAustralian Openは大会5日目。田嶋鉄兵と林健太がラウンドアップ。(2/15)

Joel Parkinson (Coolangatta, QLD/AUS)

 

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マンリー、NSW/オーストラリア∥(2012年2月15日水曜日)

ASP6スターAustralian Openは大会5日目。早朝からオンショアが吹き続け、マッシーな2フィートのコンディションで男子ラウンドオブ144のヒート14からスタート。女子はクオーターファイナルが行われ、ベスト4が決定。その後、トップ・シード選手が登場する男子ラウンドオブ 96の3ヒートが行われた。

そんな中で女子6スターQFに登場したローラ・エネバー(AUS)は、トップが常に入れ替わるシーソーゲームを終了間際の大逆転で制し、ポーリーン・アドゥ(FRA)を抑え勝利を手に入れた。「これで終わりかもしれないと思っていました」と、エネバーが言った。「でもまだ終わりじゃないって考えて、終了間際に波を掴んで大逆転に成功しました。」

また、クオーターファイナル2ではサリー・フィッツギボンズ(AUS)が、レイキー・ピーターソン(USA)との昨年8月のUSオープン・ファイナルのリマッチを戦い、再びサリーが勝利。セミファイナル進出を決めた。「今年のファースト・イベントでセミファイナル進出が決まって最高の気分です。」と、フィッツギボンズが言った。「第1回となる全豪オープンでここまで来れて嬉しいです。家のすぐ近くで戦うことが出来てエキサイトしています。ここでは私の友人と家族が私を支えてくれるんです。」とコメント。

これで女子6スターのベスト4は、このローラ・エネバー(AUS)サリー・フィッツギボンズ(AUS)のふたりに加え、タイブレイクのカウントバックで勝ち上がったマリア・マニュエル(HAW)にソフィア・ムラノヴィッチというメンバーとなった。

そして、男子のラウンドオブ96では、2011年の世界ランキング第2位のジョエル・パーキンソン(AUS)が、シドニーのアップカマー、クーパー・チャップマン(AUS)と共にラウンドアップ。また、エヴァン・ガイゼルマン(USA)と同じアメリカのコロヘ・アンディーノ(USA)は、巨大なエアリアルを決めてトップでラウンドアップを決めた。

また、本日は、日本最後の砦の2名となった田嶋鉄兵と林健太のヒートが行われた。田嶋鉄兵は、スタートから6.67をスコアすると、バックアップも6.17をスコアし、そこから一度もトップの座を渡す事なく、ブラジルの強豪クリスチャン・キマーソンを抑え、ヒートスコア12.84で見事1位でラウンドアップした。続いて行われた林健太のヒート。ヒート中盤から7.23をスコアした林健太は、バックアップも6.00をスコア。林健太もトップを終始キープ。終了間際にトップの座は渡したがヒートスコア13.23で2位でラウンドアップを果たした。明日はラウンドオブ96ヒート14に田嶋鉄兵、ヒート16に林健太が登場する。

kenta hayashi (JPN)

 

ASP6スターAustralian Open「全豪オープン・サーフィン」は男女のASP6スター、男女のプロ・ジュニア・スター・イベントが開催され、世界のベスト・サーフ・アスリートのエキサイティングな演技が披露される。この男子6スターイベントには、日本の選手が多数参加。R-144には H-2 大澤伸幸、H-5 辻裕次郎、川畑太志、H-10 大橋海人、H-11 高橋健人、H-14 田嶋鉄兵、H-15 林健太がクレジット。女子6スターには大村奈央が出場。またプロジュニアでは渡辺寛、大原洋人、女子は大村奈央が出場している。

今シーズンは多くの日本人サーファーが シーズンスタートから積極的に海外のコンテストに参加しており、今回のサーフィンの「全豪オープン」でも日本人の活躍する姿を期待し、エールを送ろう!頑 張れ日本!

 

オフィシャルサイトはこちらです。http://australianopenofsurfing.com/manly12/