巨大なチョープーをクワッドで制したケリー

 

 

サーフィンの歴史のなかで最もエキサイティングなコンテストだったと言われるASPワールド・ツアー第5戦である「ビラボン・プロ・タヒチ」。そんなワールド・ツアー・イベントにおいて、FCSチーム・ライダーで10度のワールド・チャンピオンであるケリー・スレーターは、クワッドに乗って優勝した。また8月始めにハンティントン・ビーチで行われたUSオープンでは、今回のタヒチとは全く異なった2-4フィートのビーチブレイクでクアッドに乗って優勝。ケリーは、6-12フィートの巻き上げるバレル・コンディションとなったチョープーでも優勝することによって、4フィン・セットアップの正当性を立証したのだった。

オープニング・ヒートからクワッドに乗ったケリーは、自信に満ちたライディングを見せ、その悪名高いタヒチアン・リーフ・パスにおける選択が正しかったことを証明した。「僕は全てのイベントに僕のK2.1クワッド・セットアップに乗った。そして、それは本当に速く感じられて、チューブのなかでは快適だった。クワッド・セットアップは特にバレルでより多くの安定感を提供するようだ。そして、より短いボードに乗っていると更にコントロール性が向上する。」

今回のタヒチの優勝でレイティング・トップに立ったケリー。11度目のワールドタイトルに向けた正式なコメントは未だ出していないが、明らかなのは、彼がボード・デザインとフィン・セットアップの選択を通してウェイブ・ライディングの限界に挑戦したいということは、はっきりとしている。

また、今回のタヒチで素晴しいパフォーマンスを見せたFCSチーム・ライダーのジェレミー・フローレスは、K2.1とGAMコンボと共に彼の新しいJF-1シグネチャー・フィンのプロトタイプを含む複数のフィン設定に乗っていた。ジェレミーは、大胆且つ計算されたアプローチで、最もコミットしたパフォーマンスを見せ、20点満点のパーフェクト・ヒート・スコア、ニクソンWTAアワード、アンディ・アイアンズ・アワードを獲得している。

ケリーのシグネチャー・フィンであるFCS K2.1は、スラスター、クワッド、またはトライ・クワッドの設定で使用可能。詳しくはFCSのオフィシャルページをご覧いただくか、オフィシャル・ディーラーまでお尋ねください。

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