ASPウイメンズWT第6戦
「ロキシー・プロ・ビアリッツ」
| 2011年7月11日-17日 ラ・グランド・プラージュ、ビアリッツ/フランス |
カリッサ・ムーアがASP史上最年少のウイメンズ世界チャンピオンとなる
写真：カリッサ・ムーア（HAW）
【ラ・グランド・プラージュ、ビアリッツ/フランス（2011年7月15日金曜日）】18歳のカリッサ・ムーア（HAW）は今日、ロキシー・プロ・ビアリッツで初の世界タイトルを獲得。ASP史上最年少のASPウイメンズ世界チャンピオン誕生となった。「小さい子供の時から、このステージでサーフィンすることを夢見てました。そして、こんなことになるなんて思ってもいませんでした」と、ムーアが言った。
セミファイナルでタイトル・ライバルのサリー・フィッツギボンズ（AUS）が、4度のASPウイメンズ・世界チャンピオンに君臨するステファニー・ギルモア（AUS）に破れたことにより、ムーアにとって初の世界タイトルが決定した。
「私は今、本当に何も感じていません。ただ、とてもハッピーなんです」と、ムーアが言った。「その最後のヒートを見ている時は本当に張り詰めていて、音楽を聴くしかないと思っていました。もう意識を失いそうでした。ビーチで勝利が決定したのは，ちょっと不思議な感覚でしたね。私は常にファイナルやヒートに勝つことを思い浮かべて、想像してました。そして、タイトルを獲得出来て、本当にうれしくて興奮しています。私は子供の時から、このことをずっと考えていました。そして、いま世界チャンピオンになれたなんて信じられないです」
ワールドツアー2年目のムーアは，今シーズンのこれまでのイベント全てでファイナルに残り，3つのイベントで優勝するという素晴しい成績を収めた。
これまでのムーアのASPウイメンズ・ワールドツアー2011成績：
ロキシー・プロ・ゴールド・コースト：優勝
リップ・カール・ウイメンズのプロ・ベルズ・ビーチ：第２位
スバル・プロTSBバンク・ウイメンズ・サーフ・フェスティバル・ニュージーランド：第２位
コモンウェルス・バンク・ビーチェリー・クラシック：優勝
ビラボン・リオ・プロ：優勝
ロキシー・プロ・ビアリッツ：第２位
ナイキＵＳオープン：TBD
今シーズンのムーアの輝かしい成績は，全てのイベントでファイナルに勝ち上がり，ASP世界チャンピオンになった唯一のサーファーとして，もう一つの記録をつくった。そして、ムーアは1981年のマーゴ・オバーグ（HAW）以来のハワイアンASPウイメンズ世界チャンピオンとなった。
「私はまず最初に妹のカイラに感謝したい。本当にありがとう」と、ムーアが言った。「彼女無しでは私はここにはいられなかった。感謝している人はたくさんいますが、お父さんは，ここまでの道筋を立ててくれました。彼無しではタイトル獲得はありませんでした。私は、スポンサーのナイキ、ターゲット、レッド・ブルに感謝したい。私の家族、おじさん、おばさん、おじいちゃん、おばあちゃん。多くの人の協力があって成し得たことです。」とムーアが言った。
