ジョディ・スミスとタイラー・ライトが優勝。ハーレー・プロ&スウォッチ・ウイメンズプロ

ジョディ・スミスとタイラー・ライトが優勝。ハーレー・プロ&スウォッチ・ウイメンズプロ 


男女4名のファイナリスト PHOTO: (C) WSL / Kirstin

 

サンクレメンテ、カリフォルニア/USA(2016年9月14日水曜日)2016年サムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップツアー第8戦、第7戦である「ハーレー・プロ&スウォッチ・ウイメンズプロ」が終了。ジョディ・スミス(ZAF)とタイラー・ライト(AUS)が優勝した。

 

男子優勝はジョディ・スミス PHOTO: (C) WSL / Kirstin

 

 

3-4フィートのクリーンなコンディションで行われたファイナルデイ。ジョディ・スミス(ZAF)は、2012WSLチャンピオンのジョエル・パーキンソン(AUS)とのエキサイティングなファイナル・バトルの末、5度目のCT優勝を2度目のロウワー・トラッスルズでの勝利で手中に収めた。

 

ジョディ・スミス PHOTO: (C) WSL / Rowland

 

 

2014年のイベント勝利者であるスミスは、セミファイナルでフリーペ・トリード(BRA)を下して、ファイナルでパーキンソンと対戦した。View ReplayAnalyze Heats

 

今回の結果は今シーズンの彼のベストリザルトとなり、ランキングも4位へ上昇。今シーズンの残り3戦、彼はワールド・タイトルを射程距離内に収めた。

 

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「今回のイベントでは本当に良いサーフボードで挑むことが出来ました。」と、スミスが言った。

 

「また今回のイベントには、変な先入観を持たずに入りました。昨年の良い波で行われたイベントをミスったので、今回はただここでサーフィンしたくて。ヒートごと勝ち上がることしか考えませんでした。

 

 

自分のキャリアを通してジョエル[パーキンソン]を見て来ました。彼は自分の大好きなサーファーの1人なんです。そんな彼に勝ててもう最高で信じられない気分ですね。」

 

冷静かつアグレッシブに攻めたスミスは、メンズ・ファイナルで彼の爆発的なフォアハンドのサーフィンでパーキンソンを下したが、その差は僅か0.44ポイントという僅差であった。

 

好調にファイナルに勝ち上がったジョエル・パーキンソン PHOTO: (C) WSL / Rowland

 

 

 

スミスは一連のパワー・ハックを爆発させ、パーキンソンをコンビネーションへ追い込んだ。後半にパーキンソンは、6.93とクリティカルな8.43で反撃したが、波数も少ない中で彼の前に逆転出来るだけの波が現れなかった。

 

今シーズンのベストリザルトとなったパーキンソン。意外にも、このファイナル進出は2014年のJベイ・オープンで2位になって以来のこととなる。

 

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Hurley Pro at Trestles Final

 

2004年のロウワーズ・チャンピオンであるパーコは、再び彼のフォームを見つけ、ワイルドカードとして今回出場したダークホースのタナー・グダスカス(USA)をセミファイナルで破り、ファイナルまで勝ち上がった。パーコは、今回の結果でランキングを8つ上げ6位となった。

 

「2004年ぶりに今年もトラッスルズで最高な結果を得られました。再び表彰台に上がれて最高な気分ですね。このイベントにはとても刺激を与えられて、本当に優勝したいと思っていたんです。」

 


 

単独トップのタイラー・ライト PHOTO: (C) WSL / Kirstin

 

タイラー・ライトが今シーズン4勝目。
トップ独走を続ける。 


タイラー・ライト(AUS)は、オール・オーストラリアン・ファイナルで6-タイムWSLチャンピオン・ステファニー・ギルモア(AUS)と対戦、今シーズン4度目となるチャンピオンシップ・ツアー勝利を勝ちとった。

 

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パワー全開のタイラー PHOTO: (C) WSL / Rowland

 

 

 

今回の勝利でライトは、ジープ・リーダー・ジャージを維持。ランキングでのリードを更に広げ、初のワールド・タイトル獲得に向けて大きく前進した。ライトはツアー3戦を残しランキング2位のコートニー・コンローグ(USA)に対し7,000ポイントを越えるリードをとった。この優勝はライトにとって大きなアドバンテージとなるだろう。

 

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Tyler vs. Steph in the Final

 

 

いよいよワールドツアーの大詰め。次からのヨーロピアンレッグも目が離せない。2016年のサムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップ・ツアーのネクスト・イベントは、9月24日から10月2日の期間で行われる「カスカイス・ウイメンズプロ」となる。


 

セミでは2本9ポイントで絶好調だったギルモア PHOTO: (C) WSL / Rowland

 

 

 

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LIVEサイト
http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mct/1495/hurley-pro-at-trestles

 

 

 

メンズ・ハーレー・プロ・ファイナル結果:
優勝:ジョディ・スミス(ZAF)15.80
第2位:ジョエル・パーキンソン(AUS)15.36

 

メンズ・ハーレー・プロ・セミファイナル結果:
SF 1:ジョディ・スミス(ZAF)17.23 def.フリーペ・トリード(BRA)14.50
SF 2:ジョエル・パーキンソン(AUS)14.43 def.タナー・グダスカス(USA)14.33

 

2016WSLジープ・リーダーボード・トップ5(ハーレー・プロ後)
1. ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)41,650
2. ガブリエル・メディーナ(BRA)37,450
3. マット・ウィルキンソン(AUS)36,500
4. ジョディ・スミス(ZAF)35,200
5. ケリー・スレーター(USA)29,650

 

スウォッチ・ウイメンズプロ・ファイナル結果:
優勝:タイラー・ライト(AUS)17.13
第2位:ステファニー・ギルモア(AUS)15.13

 

スウォッチ・ウイメンズプロ・セミファイナル結果:
SF 1:タイラー・ライト(AUS)14.60 def.セージ・エリクソン(USA)14.17
SF 2:ステファニー・ギルモア(AUS)18.60 def.ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)14.60

 

2016WSLジープ・リーダーボード・トップ5(スウォッチ・ウイメンズプロ後):
1. タイラー・ライト(AUS)63,450
2. コートニー・コンローグ(USA)46,200
3. カリッサ・ムーア(HAW)42,500
4. タティアナ・ウエストン-ウェッブ38,450
5. ステファニー・ギルモア37,300