イベリ、ジーツ、アンディーノといったトップ10サーファー敗退。「フィジー・プロ」R2終了

イベリ、ジーツ、アンディーノといったトップ10サーファー敗退。「フィジー・プロ」R2終了 


マット・ウィルキンソン(AUS) WSL / Sloane

 

 

タヴァルア、フィジー(月曜日、2016年6月6日)南太平洋の楽園フィジーで開催されている、2016年サムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップ・ツアー第5戦「フィジー・プロ」は大会2日目。本日は4 – 6フィートのクラウドブレイクでメンズ・ラウンド2の12ヒートが行われた。


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【動画】Veterans Strike Hard in Round Two

 

カレント・ジープ・レイティング・リーダーのマット・ウィルキンソン(AUS)は、2016WSLルーキーのアレックス・リベイロ(BRA)をラウンド2を僅差で破った。

 

リベイロは早くからポイントを集め、終始そのリードを維持した。しかし残り時間10分となり、ウィルキンソンが連続で6-ポイント・ライドをスコアして大逆転。最後にリベイロにチャンスが訪れたが、逆転に必要な7.43を確保することができなかった。

 

「それはスーパー・スローなヒートだった」と、ウィルキンソンが言った。「僕はラインナップでセットを待つしかないと思ったけど、15分間全く来なかった。アレックスはいくつかのミッド・レンジ・スコアでスタートした。それはここでは怖いスコアではなかった。

 

でも、セットが来なくなったんじゃないかって心配になって、セットでなはい、しょぼい波に乗ったんです。でも、その波で僕は2つのアベレージ・スコアを出して、ヒートをメイク出来たって感じですね。」

 

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【動画】Taj Burrow Unleashes in Round Two

 

CTベテランのタジ・バロウ(AUS)は、2016WSLルーキー・カイオ・イベリ(BRA)を下して、このフィジーでもうひとつのビッグ・リザルトを探している。

 

バロウは、オープニング・イクスチェンジでソリッドな7.27を手に入れ、好調なスタートを切った。しかし、バックアップを見つけられず終始ビハインド。残り時間5分でセットを掴んだバロウは、クリティカルな2ターン・コンビネーションを爆発させ、エクセレントの8.03をスコア。大逆転で勝ち上がった。

 

「かなり良い感じだけど、ほんとうにナーバスになっていたんだ。」と、バロウが言った。「今回のイベントは自分にとって、結果はどうあれ、おとぎ話のエンディングのようで、それが終わってしまうのが本当にこわかった。でも実際のコンテスト結果に関係なく、夢のエンディング。家族や友達と大好きな過ごしているんだから、これ以上の幸せはないね。」

 

 

 

怪我リプレイスメントで出場の元CTコンペティターであるダスティー・ペイン(HAW)は、本日のハイエスト・シングル・ウェイブ9.33をスコア。16.50のヒート・トータルでナット・ヤング(USA)を下した。

 

「ヒートを上手く組み立てることが出来て最高ですね。」と、ペインが言った。「僕はツアーにいなくてプレッシャーがないですからね。ツアーにフルタイムでいた時よりも、かなり楽しんでやってますよ。」

 


ファニング WSL / Sloane

 

3-タイムWSLチャンピオンのミック・ファニング(AUS)は、カイ・オットン(AUS)を下してラウンド3へ勝ち上がった。

 

ファニングは、彼のオープニング・ウェイブでストロングなバックハンドを披露。エクセレントな8.17をスコア。さらにポケットでのクリティカル・スナップを見せたファニングは、ソリッドな7.93をスコア。16.10のヒートスコアでラウンドアップを決めた。

 

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【動画】Kanoa Igarashi Lights Up Cloudbreak

 

2016ルーキーのカノア五十嵐(USA)は、ラウンド2でジープ・リーダーボードNo.4のセバスチャン・ジーツ(HAW)と対戦。五十嵐は、そのヒートで 11本の波をスコアし 13.17のヒート・トータルで勝利を掴んだ。

 

「僕は良いスウェルが入っていたので、早くフィジーに来ていたんです。それがかなり自分の助けになったと思っています。」と、五十嵐が言った。

 

カノア五十嵐  WSL / cestari

 

 

「波やリーフの事も学べて、人生で最高の波でした。その経験が間違いなく自分の助けになっていると思います。シーバス[セバスチャン・ジーツ]は仲間で、我々はふたりともトミー・ウィッタカーにコーチしてもらっているんです。彼とは初めてのヒートで、勝てて最高に嬉しいです。」

 

コナー・コフィン cestari

ラウンド2のファイナル・マッチアップは、コナー・コフィン(USA)とデイヴィ・キャスルズ(AUS)のルーキーバトル。コフィンがラウンドアップを決めた。

ムニーツ WSL / Sloane

2015年のイベントで第二位だったジュリアン・ウィルソン(AUS)は、アレホ・ムニーツ(BRA)によってラウンド2敗退。

 

ジープ・リーダーボードのカレントNo.2のイタロ・フェレイラ(BRA)は、ラウンド2のオープニング・ヒートで、ローカルのテビタ・グキラウ(FJI)を破り、ラウンド3進出。


メディーナ  WSL / Sloane

2014年のイベント勝利者であるガブリエル・メディーナ(BRA)は、本日のトップ・スコアとなるストロングな15.94をスコアして、ルーキー・ライアン・キャリナン(AUS)を下した。

 

ネクストコールは、現地時間の 2016年6月7日6時30分 、日本時間の 2016年6月7日3時30分です。

現在の日本とフィジーとの時差は、3時間です。

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mct/1443/fiji-pro

関連記事:

4 – 6フィートのクラウドブレイクでWSL-CT第5戦「フィジー・プロ」がスタート。

 

フィジー・プロ・ラウンド2結果:
ヒート1:イタロ・フェレイラ(BRA)10.67 def.テビタ・グキラウ(FJI)3.50
ヒート2:マット・ウィルキンソン(AUS)13.10 def.アレックス・リベイロ(BRA)11.10
ヒート3:ガブリエル・メディーナ(BRA)15.94 def.ライアン・キャリナン(AUS)14.10
ヒート4:アレホ・ムニーツ(BRA)14.00 def.ジュリアン・ウィルソン(AUS)11.17
ヒート5:ミック・ファニング(AUS)16.10 def.カイ・オットン(AUS)14.40
ヒート6:ダスティー・ペイン(HAW)16.50 def.ナット・ヤング(USA)14.67
ヒート7:タジ・バロウ(AUS)15.30 def.カイオ・イベリ(BRA)13.03
ヒート8:カノア五十嵐(USA)13.17 def.セバスチャン・ジーツ(HAW)10.53
ヒート9:ジョシュ・カー(AUS)15.00 def.コロヘ・アンディーノ(USA)14.74
ヒート10:ミシェル・ボレーズ(PYF)11.50 def.スチュアート・ケネディ(AUS)8.83
ヒート11:エイドリアン・バカン(AUS)14.84 def.ジャック・フリーストーン(AUS)13.16
ヒート12:コナー・コフィン(USA)13.17 def.デイヴィ・キャスルズ(AUS)10.16

 

フィジー・プロ・ラウンド3マッチアップ:
ヒート1:ガブリエル・メディーナ(BRA)対マット・バンティング(AUS)
ヒート2:ミシェル・ボレーズ(PYF)対カノア五十嵐(USA)
ヒート3:フリーペ・トリード(BRA)対ダスティー・ペイン(HAW)
ヒート4:ジョディ・スミス(ZAF)対ケリー・スレーター(USA)
ヒート5:ウィゴリー・ダンタス(BRA)対コナー・コフィン(USA)
ヒート6:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対キアヌ・アシン(HAW)
ヒート7:イタロ・フェレイラ(BRA)対ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート8:ジェレミー・フローレス(FRA)対ジョシュ・カー(AUS)
ヒート9:ミック・ファニング(AUS)対アダム・メリング(AUS)
ヒート10:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対タジ・バロウ(AUS)
ヒート11:エイドリアン・バカン(AUS)対ミゲール・プポ(BRA)
ヒート12:マット・ウィルキンソン(AUS)対アレホ・ムニーツ(BRA)