【速報】タジ・バロウが、18年間続けて来たCTフルタイム・コンペティターからの引退を表明
マーガレット・リヴァー、ウェスタン・オーストラリア/AUS(2016年4月9日土曜日)37歳になる永遠のWSLタイトル・コンテンダー、タジ・バロウは、18年間の選手生活に終止符を打つ事を今朝発表した。今シーズンが、サムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップ・ツアーのフルタイムのコンペティターとしての彼のファイナル・シーズンであり、6月のフィジー・プロが彼の最後のイベントとなる。
「サーフィンは自分に多くの事を与えてくれました。」と、バロウが言った。「何年も信じられない波での感動を友達と分かち合ったことは決して忘れない。WSLオフィシャルとコンペティターは、素晴しいサーファーとして自分を押し上げてくれただけでなく、自分の家族のような存在でした。」
「タジ・バロウは、サーフィンというスポーツへ大きな功績を残しました。」と、キーレン・ペロー(WSLコミッショナー)が言った。「彼は、そのジェネレーションをインスパイアして、コンペティションにおいては、先例のないレベルにパフォーマンス・サーフィンのレベルを上げたサーファーである。WSLは彼と約20年やって来れた事を極めて幸運に思い、彼の人生における新しい門出に幸多かれと思うばかりです。」
18年間エリートツアーで戦い続けたバロウは、15年間トップ10を維持。そして、1999年と2007年にはWSLランキング第2位のポジションを記録した。
またタジ・バロウは、コンペティション以外でも、モーリス・コール、グレッグ・ウェバー、ネヴ・ハイマン、マット・バイオロスのような世界的な名シェーパーたちとともに、ハイパフォーマンス・サーフボードのデザインに尽力。さらに、Sabotaj、Montaj、Fair Bits、Hit and Run、Stranger Than Fiction、Trilogy、Still Filthy、Snapt I and II といった多くのムービーに登場して、我々サーファーのハートを鷲掴みにしていた。
バロウは現在、彼のホームで行われている「ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ」に出場し、ダイレクトにラウンド3へ勝ち進んでいる。残り少ないCTサーファーとして戦うタジの姿を目に焼き付けておきたい。
http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mct/1418/drug-aware-margaret-river-pro/