クラシカル・コンディションのサンセット・ビーチでVANSワールド・カップのラウンド2再開
サンセット・ビーチ、オアフ、ハワイ(日曜日、2015年11月29日)サンセット・ビーチはVANSワールド・カップのラウンド2のためにクラシックなヘビーウォーター・コンディションを届け、ウェイブ・ハイツは20フィート・プラスのコンディションにサーファーたちはチャージを繰り返した。
本日のスーパーヒートは、ハワイアンのイズキール・ラウ、ノースショア・スペシャリストのジェイミ・オブライエン、カリフォルニアのパトリック・グダスカスとイタリアのレオナルド・フィオラバンティによるヒート12。強大なサンセットで、激しいバトルが繰り広げられた。
イズキール・ラウは、来年のCTへクオリファイするために、セミファイナルまで勝ち上がる必要があったが、オブライエンのファイナル・ウェイブで逆転され、惜しくもここで僅差で敗退。グダスカスとオブライエンが、ネクスト・ラウンドに勝ち上がった。
グダスカスは、見事なレイトテイクオフからジャイアント・バレルをメイクして、8.83という本日のハイエスト・ウェイブ・スコアを記録した。
「バレルをゲットするなんて思ってもいなかったですよ 。実際のところ、パドルアウトして、バレルにトライするなんて リスクが高いと感じましたね。」と、グダスカスが言った。
「でも、あの波は凄かった。ジェイミーはあの前の波にプルインしようとしたんですがミスして、僕にプライオリティがあると思って、テイクオフしたんです。スーパーハードの突き進んで、スイカの種を吐き出すみたいな感じで、バレルから飛び出しましたね。」
ジョエル・センティオ(HAW)も、グダスカスと同じ8.83のハイエスト・ウェイブをマーク。ファースト・ポジションでネクスト・ラウンドへ勝ち上がった。
「僕は現在ラウンド3にいる。そして波はビッグである。そして、 僕にとってサンセットがこのようなコンディションのときは、かなり気持ちが楽なんです 。でもサンセットはチャレンジングです。全てのヒート毎に異なったものになるので、調整しながら各ヒートをメイクしていきたいですね。」
昨日のハイパフォーマーである、ウルグアイのソウル・サーファー、マルコ・ジョージは、ジョアン・ドゥルー(FRA)とともに、ハワイアン・パワーハウスのサニー・ガルシアとブラジルのベテーロ・ヒズノメに辛勝。
アリツ・アランブルー(ESP)による8.00は、ベスト・シングル・ウェイブ・スコアの1つであった。
また、注目のオーストラリアのジャック・ロビンソンは、トリプル・オーバーヘッド・ウェイブで、堂々とした安定感のあるパフォーマンスを見せ、リカルド・クリスティ(NZL)、ウイリアン・カルドゾ(BRA)、エヴァン・バリエール(HAW)といった選手を抑えて、1位でラウンドアップを決めた。
昨日、ラウンドアップを決めた喜納海人はラウンド2ヒート4で、コナー・コフィンUSA 、タナー・グダスカスUSA 、ケコア・カジメロと対戦したが、惜しくも4位で敗退。
ラウンド3から出場のカノア五十嵐は、ヒート1でジョディ・スミスZAF、フレデリコ・モライスPRT、セス・モニーツと対戦したが4位敗退となった。
また、クオリファイの瀬戸際にいる元JPSAチャンピオン柄沢明美さんの長男である、コナー・オリアリーは、クリティカルなバックハンドで7.33をスコア。ヒートスコア12.43で2位でラウンドアップし、クオリファイの望みを繋げている。
勝ち上がっている日本の大原洋人は、明日の第1ヒートとなるラウンド3ヒート2で、ジョン・ジョン・フローレンスHAW、コロヘ・アンディーノUSA 、ベンジ・ブランドと対戦する。
ネクストコールは 現地時間で午前7時。
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オフィシャルサイトではヒートアナライザーでヒート毎に再生可能なので要チェック。
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1316/vans-world-cup
http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/vansworldcupofsurfing2015