WSL-CT第9戦「ロキシー・プロ・フランス」のみ再開。セミファイナルを戦うベスト4が決定
セノッス/ホセゴー/カップブルトン、ランド、アキテーヌ/フランス(月曜日、2015年10月12日)WSL-CT第9戦「クイックシルバー&ロキシー・プロ・フランス」は大会4日目。本日はウイメンズのロキシー・プロ・フランスが、クリーンな2~3フィートのコンディションで再開されベスト4が決定。メンズはオフとなった。
2014年のロキシー・プロ・フランス・チャンピオンであるタイラー・ライト(AUS)は、ローカル・サーファーであるジョアン・デフェイ(FRA)とのトリッキーなクォーターファイナルで、ヒート終了間際のラスト30秒でウイニング・ライドを決め、勝利を決めた。
デフェイはミディアム・インサイド・ウェイブに的を絞り、ライトは一人アウトのラインナップに残された。そして、ライトはビッグでクリーンなセットの波をセレクト。一連のエキサイティング・ターンで9.50をスコア。セミファイナルに勝ち上がった。
「このヒートはスタートのときに、勝負は最後になると感じていました。」と、ライトが言った。「終了間際に4つのセットが入り、小さい波がやって来て、選り好み出来るシチュエーションではなく、テイクオフ。でも、それはシャットダウンしてしまいました。パドルバックのときに、その次の波にジョアンがテイクオフ。でも3本目、4本目が良い波だったんです。セミファイナルをメイク出来て本当に嬉しいですね。」
また、セージ・エリクソン(USA)は、今回のイベントで、ワールドNo.4のレイキー・ピーターソン(USA)と6-タイムWSLチャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)を粉砕。クオーターではココ・ホー(HAW)を抑え、セミファイナル進出を決めた。
カリッサ・ムーア(HAW)は、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)とのエキサイティングなバトルを勝ち抜くために、ネクスト・レベルのゲームを強いられた。
ムーアは、8.83のエクセレント・スコアで、対戦者のヴァン・ダイクにプレッシャーを与えた。彼女はクリーンなパワフル・ハックで、そのスモールライトを切り刻み、さらにマッシヴなレイバック・スナップで豊富な技のバリエーションを披露した。
「素晴らしいスコアでヒートをスタートすることは、いつもコンペティターとして想い描いている事ですね。でも最後はちょっと神経にこたえました。ニッキが本当に素晴らしい波を掴んだので、かなりビビっていたんです。長い間、スコアも聞こえなかたんです。」
クオーターファイナルの最終ヒートでは、ツアー・ルーキーのタティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)が、カレント・ワールドNo.3でロキシー・プロ・フランス勝利者であるサリー・フィッツギボンズ(AUS)を下す番狂わせを引き起こした。
ウエストン-ウェッブは重々しいバレルで今回初のパーフェクト10をスコア。しかし、今日のようなスモールコンディションでも攻撃力が高いことが証明された。
彼女は、バックハンドでパワー・セクションをヴァーティカルにチャージし、2つのビッグスコアでワンサイドゲームで勝利を掴んだ。
現地時間10月13日火曜日は、サイズダウンに加え、明日から木曜日にピークに達するスウェルが到着する見込みのため、クイックシルバー&ロキシー・プロ・フランスはレイ・デーとなっている。
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オフィシャルサイト
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1302/quiksilver-pro-france
アップカミング・ロキシー・プロ・フランス・セミファイナル・マッチアップ:
SF 1:タイラー・ライト(AUS)対セージ・エリクソン(USA)
SF 2:カリッサ・ムーア(HAW)対タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)
ロキシー・プロ・フランス・クオーターファイナル結果:
QF 1:タイラー・ライト(AUS)16.33 def.ジョアン・デフェイ(FRA)14.00
QF 2:セージ・エリクソン(USA)14.17 def.ココ・ホー(HAW)12.40
QF 3:カリッサ・ムーア(HAW)17.00 def.ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)16.57
QF 4:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)15.06 def.サリー・フィッツギボンズ(AUS)11.23
アップカミング・クイックシルバー・プロ・フランス・クオーターファイナル・マッチアップ:
QF 1:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対イタロ・フェレイラ(BRA)
QF 2:ミック・ファニング(AUS)対ビード・ダービッジ(AUS)
QF 3:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対オーウェン・ライト(AUS)
QF 4:ガブリエル・メディーナ(BRA)対ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)