WSL-QS 3000「Vans Pro」がヴァージニアビーチでスタート。加藤、河村、小林がラウンドアップ。

WSL-QS 3000「Vans Pro」がヴァージニアビーチでスタート。加藤、河村、小林がR4進出。 


グリフィン・カラピント(USA)WSL / JOHN W FERGUSON

 

ヴァージニアビーチ、ヴァージニア、アメリカ(2015年8月17日月曜日):現地時間8月17日から23日までアメリカのヴァージニアビーチで開催されるWSLメンズQS 3000「Vans Pro」。

 

このイベントは、第53回コースタル・エッジ ・イースト・コースト・サーフィン・チャンピオンシップという、アメリカ東海岸における最大級のアクションスポーツ・イベントのメインイベントとして行われ、メンズのプロジュニアも同時開催。

 

本日からWSLメンズQSラウンド1がスタート。ラウンド3の第6ヒートまでが行われた。

 

2-3フィートのコンディションでコンテストは開始。クリーンなスウェルでエクセレントなスコアが記録された。午後のロータイドの厳しいコンディションにもかかわらず、トップ・シード選手の多くは、リズムを見つけて、そのスモール・ウェイブを乗りこなした。

 

フロリダのニュー・スマーナ・ビーチ・ローカルである、ノア・シュワイツァー(USA)は、レフトブレイクでフル・アドバンテージを得て、本日のハイエスト・ヒート・トータル17.04を記録した。バックハンド・アタックを爆発させ、2つのエクセレント・スコアで圧勝した。

 

「 僕が考えたより波がたくさんありました。」と、シュワイツァーが言った。「あの波でビッグスコアが出せて最高の気分だったので、もっとスコアしたいと思います。素晴らしいレフトをゲット出来て最高でした。最初のターンが上手く行ったんだと思います。最初はずっとライトを狙っていたんです。」

 

シュワイツァーは、4-タイム・イベント・チャンピオン・アーロン・コーミカン(USA)とビクター・メンデス(BRA)らをコンビネーションに追い込んでの圧勝だった。

 

VANS USオープン・ジュニア・シリーズで初めてのWSL勝利を獲得したグリフィン・カラピント(USA)もヴァージニアビーチに登場。その勢いでVANSプロ・メンズQS のラウンド2で、本日のハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア8.83を記録した。

 

「エクセレントなスコアを出せて良い気分です。」と、カラピントが言った。「楽しかったです。このコンディションで調子の良いボードを持っていて、波は僕が思っているより、ずっと良かったです。午後のラウンドはコンディションが変わって、波の力もなくサイズダウンしてタフでした。でもダブルアップする波を見つけて、それにはパワーがあったので良かったです。」

 

本日のヒートには、ラウンド1にカリフォルニアのサンクレメンテ在住の小林桂、ラウンド2のH14に脇田泰地、ラウンド3のH2加藤嵐、H4河村海沙が登場。小林桂はラウンド1、2を見事1位通過。脇田泰地は勝っていたヒートをインターフェアで落とした。ラウンド3の加藤は2位で、河村海沙は1位でラウンドアップ。

 

明日、QSイベントから再開されれば、H12辻裕次郎、H14喜納海人。トップシードのラウンド4からは、H1カノア五十嵐、H4大原洋人と村上舜、H6仲村拓久未、H10大橋海人、H15新井洋人が出場。

 

本日勝ち上がった加藤嵐はカノアのH1。河村海沙と小林桂はH4で大原洋人と村上舜と対戦。

 

同時開催のVANSプロジュニアには、Round 72から仲村拓久未、新井洋人、Round 64からはカノア五十嵐、小林桂といったアメリカ在住の選手が出場予定だ。

 

明日もライブスコアのみ。Go ! Japan !

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1273/vans-pro

 

現地時間の朝7時は、日本時間の20時です