フリーペ・トリードがハイエスト・スコア。ガブリエル・メディーナとケリー・スレーターもR2を生き残る。

フリーペ・トリードがハイエスト・スコア。メディーナとスレーターもR2を生き残る。 


Brazilian Filipe Toledo took to the air, posting a near-perfect 9.83 in Round 2 of the Hurley Pro at Trestles. Image: ASP / Rowland

 

サンクレメンテ、CA/USA(2014年9月16日火曜日):コンディション不良でレイデイが続いていたASPメンズWCT第8戦「ハーレー・プロ・トラッスルズ」がついに再開。エクセレントなオーバーヘッドのコンディションで、ラウンド2の12ヒートに、ラウンド3のヒート4までが行われた。

 

今日のショーを独り占めにしたのは、フリーペ・トリード(BRA)。彼は、得意のエアリアル・マニューバーによるイベント・ハイエスト・スコアリング・ライドで9.83ポイントをマークした。また、トップ・シードのガブリエル・メディーナ(BRA)とケリー・スレーター(USA)もハイパフォーマンスを披露。このイベントが歴史に刻まれるものとなることを予感させた。

 

オーストラリアのアダム・メリングは、トリードに対し、パワー・ターンのコンビネーションで、9.17をスコア。アーリーリードを取った。それに対しトリードは、バックハンドの完璧で高度なテクニカル・フルローテーションエアと、ジャイアント・バーティカル・スナップのコンビネーションを披露。コンペティター・エリア、ギャラリーから大歓声が沸き上がった。このプログレッシブ・エアリアル・マニューバーは、イノベーション・アワードの候補となる。

 

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「僕はメリングが、 いくつかのビッグターンをしていて、エクセレントなスコアを手に入れていたのを知っていたので、僕がクレイジーな何かにしなければならないと思っていたんです。」と、フリーペ・トリードが言った。「エアには好都合な風が吹いていて、最初のレフトが来たとき、ゴーフォーイットしたんです。着地出来た時は驚きましたね。勝ち上がれて最高に嬉しいです。より多くのヒートで、より多くのエアが出来ることを楽しみにしています。」

 

 

今日のオープニングヒートには、ASPワールドNo.1のガブリエル・メディーナ(BRA)が登場。ラウンド1でコスタリカのワイルドカード、カルロス・ムニョスによってラウンド2を強いられたが、今日のヒートでは彼自身を取り戻したようだった。

 

メディーナは、同じブラジルのラオニ・モンテイロと対戦。二人は波を選び切れず、リスタートからロースコアの展開。しかし、メディーナはパーフェクトなエアを決めリードを奪い、フロントサイド・グラブ・エアでバックアップして、勝利を掴んだ。メディーナはラウンド3で、再びカルロス・ムニョスとマンオンマン対決をする。

 

「波は、かなりトリッキーでした。」と、ガブリエル・メディーナが言った。「ヒートの最初、我々は全く波をつかむことができなかった。それはとてもスローで、僕はナーバスになっていました。だから勝てて本当に嬉しいです。ブラジルの選手と戦うことは、いつも辛いです。でもコンペティションなので、自分の仕事として考えるようにしているんですよ。」

 

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Hurley Pro Innovation Award Nominee: Slater’s Air

 

11-タイムASPワールド・チャンピオンで、ワールドNo.2のケリー・スレーター(USA)は、ジェレミー・フローレス(FRA)に対し、アクロバットエアとホワイト・ウォーター・リカバリーでエクセレントな8.50をスコアしてヒートをリード。7.43でバックアップしたスレーターは、フローレスをコンビネーション・シチュエーションに追い込んで圧勝した。スレーターは、ラウンド3でタナー・グダスカス(USA)とリマッチする。

 

「僕はビッグな何かをする必要があると思っていたんだ。その波は少しスローピーだったけどメイクできた。」と、ケリー・スレーターが言った。「ジェレミー(フローレス)と僕は親友で、一緒に何年間も旅しているんだ。これは僕たちにとって、ビッグヒートだった。」

「本当に勝ちたいヒートでした。フリーサーフィンでは調子が良いのに、ゼッケンを着けると自分にプレッシャーを与えて、良い結果を残せないんです。」ジェレミー・フローレスを言った。

 

ラウンド3では、カレントASPワールドNo.4のミシェル・ボレーズ(PYF)が、ジャドソン・アンドレ(BRA)に対して、ソリッドな6.50で彼のラウンド3をスタート。アンドレは2つのミッド・レンジ・スコアで応えたが、 ボレーズは更に8.17をマークしてトップ・スポットを手に入れて勝利を掴んだ。「このスポットを理解するためには、たくさんフリーサーフィンをしなくてはならないです。」と、ミシェル・ボレーズが言った。「良いライトを見つけることが出来なくて、あのレフトでスコアを出せてラッキーでした。」

 

ネクストコールは、日本時間の 2014年9月17日23時30分です。

 

コンテストの模様は2014年9月9日火曜日から9月20日土曜日まで下記サイトでライブ中継される。

ライブ中継はこちら。- LIVE on ASPWorldTour.com

現在の日本とロサンゼルスとの時差は、16時間です。日本の方が16時間進んでいます。

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ハーレー・プロ:ラウンド2結果
ヒート1:ガブリエル・メディーナ(BRA)13.83 def.ラオニ・モンテイロ(BRA)9.94
ヒート2:ケリー・スレーター(USA)15.93 def.ジェレミー・フローレス(FRA)10.16
ヒート3:タジ・バロウ(AUS)12.66 def.ブレット・シンプソン(USA)7.87
ヒート4:コロヘ・アンディーノ(USA)12.73 def.トラヴィス・ロギー(ZAF)11.74
ヒート5:ジョシュ・カー(AUS)10.43 def.アリツ・アランブルー(ESP)10.07
ヒート6:ジャドソン・アンドレ(BRA)17.50 def.ビード・ダービッジ(AUS)13.94
ヒート7:ジュリアン・ウィルソン(AUS)13.23 def.ディオン・アトキンソン(AUS)10.17
ヒート8:C.Jホブグッド(USA)15.43 def.アレホ・ムニーツ(BRA)14.50
ヒート9:ティアゴ・ピレス(PRT)16.93 def.セバスチャン・ジーツ(HAW)12.74
ヒート10:ミゲール・プポ(BRA)16.94 def.ミッチ・クルーズ(AUS)12.33
ヒート11:フリーペ・トリード(BRA)15.93 def.アダム・メリング(AUS)15.40
ヒート12:カイ・オットン(AUS)10.67 def.マット・ウィルキンソン(AUS)8.83

 

ハーレー・プロ:ラウンド3結果
ヒート1:ミシェル・ボレーズ(PYF)14.67 def.ジャドソン・アンドレ(BRA)11.44
ヒート2:エイドリアン・バカン(AUS)16.30 def.ナット・ヤング15.60(USA)
ヒート3:ミック・ファニング(AUS)13.60 def.ティアゴ・ピレス(PRT)10.83
ヒート4:ミゲール・プポ(BRA)11.16 def.コロヘ・アンディーノ(USA)10.93

 

ハーレープロ・ラウンドでのアップカミング・マッチアップ:
ヒート5:ジョディ・スミス(ZAF)対ジュリアン・ウィルソン(AUS)
ヒート6:ガブリエル・メディーナ(BRA)対カルロス・ムニョス(BRA)
ヒート7:ケリー・スレーター(USA)対タナー・グダスカス(USA)
ヒート8:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対C.Jホブグッド(USA)
ヒート9:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対フリーペ・トリード(BRA)
ヒート10:タジ・バロウ(AUS)対カイ・オットン(AUS)
ヒート11:オーウェン・ライト(AUS)対フレデリック・パターチア(HAW)
ヒート12:ジョエル・パーキンソン(AUS)対Artizアランブルー(ESP)

 

スウォッチ・ウイメンズ・プロ・トラッスルズ・クオーターファイナル・マッチアップ:
QF 1:ステファニー・ギルモア(AUS)対ローラ・エネバー(AUS)
QF 2:ココ・ホー(HAW)対レイキー・ピーターソン(USA)
QF 3:サリー・フィッツギボンズ(AUS)対ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)
QF 4:タイラー・ライト(AUS)対ジョアン・デフェイ(FRA)