ASPウイメンズWCT第5戦「フィジー・ウイメンズ・プロ」が史上初の6フィートのレストランツで開催。

ASPウイメンズWCT第5戦「フィジー・ウイメンズ・プロ」が史上初の6ftのレストランツで開催。 


オーストラリアのローラ・エネバー© ASP / Robertson
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タヴァルア、フィジー(2014年5月28日水曜日):2014サムスン・ギャラクシーASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)第5戦「フィジー・ウイメンズ・プロ」は、4 – 6フィートにサイズアップしたコンディションで、ウイメンズ・コンペティションとしてはASP史上初となるレストランツのワールドクラス・ウェイブで行われ、ラウンド3とラウンド4の2ヒートまでが終了した。

 

そのレストランツでの記念すべき第1ヒートを戦ったのは、5-タイムASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)、2013年のルーキー・オブ・ザ・イヤー、ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)とリプレイスメント・サーファーのタティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)。

 

3名は、シャローなレフトハンダーでスタートから素晴しいパフォーマンスを披露。そんな中でも唯一のバックハンドだったギルモアは、エクセレントな8.00、そして8.33を加えて圧倒的な強さを見せつけ、ダイレクトにクオーターファイナルへ進んだ。

 

ステファニー・ギルモア(AUS)© ASP / Kirstin

 

「この島にいて、レストランツの正面にこのパーフェクトなレフトハンダーを見ていたら、試合ををここでやらないなんて無理です」と、ステファニー・ギルモアが言った。「ガールズ全員がこの決定にストークしました。レストランツが大好きです。それはチャレンジング・ウェイブですが、凄くマシン・ウェイブなので、リズムを掴めれば、自分の思うようなサーフィンが出来ます。」

 

潮が上げるのを待って再開されたラウンド3のヒート3はハイスコアリング・ヒートとなった。カレントASPワールドNo.2のサリー・フィッツギボンズは、同じオーストラリアのローラ・エネバーとニュー・ジーランドのページ・ハレブと対戦。

 

エネバーはチューブとターンのコンバインに成功してエクセレントの9.27をスコアした。3名のサーファーが全員エクセレントを持つヒートは、誰が勝ってもおかしくない激戦。しかし再びエネバーが、セットの波をつかんで9.57をマーク。ここまでのハイエスト2ウェイブ・トータルをマークして、クオーターへ勝ち上がった。

 

「私は、私たちがここフィジーでサーフィンをしていることは、とても新しいことだと思います。それは自分にとって、レストランツでのファースト・サーフでした。だから、とにかく波を掴んで、その波がどんな波なのか見る必要があると思いました。」と、ローラ・エネバーが言った。「信じられないですね。本当に最高です。私は、誰にでも最高の時間がここにあると思います。風が強いですが、素晴しい波です。ファンな波を2本もゲット出来て本当に最高です。」

 

ジョアン・デフェイ(FRA)© ASP / Robertson

 

ラウンド3のヒート4では、タイラー・ライト(AUS)、マリア・マニュエル(HAW)、ジョアン・デフェイ(FRA)によるバックハンド・バトルが展開された。それぞれのコンペティターが、スタートから一連のミッド・レンジ・スコアをマーク。マニュエルがオープニング・イクスチェンジでベストを掴んだ。

 

平静を装っていたフレンチ・ルーキーは、いきなり勝負に出て7.27のヒート・ハイエスト・スコアを記録。さらに後半には6.03をマークして、WCTに於ける自己ベストを更新した。「この島はかなり静かなので、自分のヒートの前にリラックスするように努力していました。」と、ジョアン・デフェイが言った。「この波は自分のホーム・ブレイクと本当に良く似ています。少し長いかもしれませんが、ホームでサーフィンしている気分です。クオーターに勝ち上がれて、凄く自信が持てましたね。」

 

ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)© ASP / Robertson

 

2人のグーフィー・フッター、アレッサ・クイゾン(HAW)とビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)は、ラウンド4のファースト・ヒートで、異なるフォアハンドのアプローチを見せた。クイゾンはリップでよりアグレッシブに攻め、ビュインダッグはオープンフェイスのカーヴィングを追求した。しかし、サウス・アフリカンのコントロールされたサーフィンに、エクセレントな8.50と8.40がスコアされ、ハワイアンは破れた。

 

「風が強いので、自分の背の高さが有利だと思いました。」と、ビアンカ・ビュインダッグが言った。「来る波、全てのチャンスを利用しています。あのレフトを見ると私は信じられないほど興奮するんです。次のヒートが本当に楽しみなんです。より大きサイズの波でやれる事は素晴しいです。それはコンペティションをよりフェアにする。そして、明日は本当に良いスウェルが予想されているんです。」

 

カリッサ・ムーア© ASP / Robertson

 

カリッサ・ムーアは今日のファイナル・ヒートで、同じハワイのタティアナ・ウエストン-ウェッブと対戦した。ウエストン-ウェッブは全く緊張していない様子。そして、コンプリート・コミットメントでレストランツの切り立ったレフトを攻め続け、チャンピオンからアーリーリードを取った。しかし、ムーアは、バックハンド・サーフィンの洗練されたディスプレーで逆転。最後は5つのシームレス・ターンで9.40をスコアして勝負を決めた。

 

「タティアナ(ウエストン-ウェッブ)が燃えていたので、あのヒートを切り抜けられて一安心です。」と、カリッサ・ムーアが言った。「彼女は、リオやこのフィージなど、様々なコンディションで、どれほど強いかを証明してみせましたね。我々のヒートは素晴らしい波がありました。そして、少し風が強かったけど、セットも十分ありました。チャレンジング・ウェイブです。そして、自分のマニューバーで自分のベストを尽くしました。」

 

オフィシャルサイトではライブ中継が行われる予定。現在の日本とフィジーとの時差は3時間。ネクストコールは現地時間の7時30分は、日本時間の4時30分です。

 

オフィシャルサイト:http://www.aspworldtour.com/

 

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2014年05月24日

 

 

 

アップカミング・フィジー・ウイメンズ・プロ・ラウンド4組み合わせ:
ヒート3:サリー・フィッツギボンズ(AUS)対タイラー・ライト(AUS)
ヒート4:マリア・マニュエル(HAW)対ページ・ハレブ(NZL)

 

フィジー・ウイメンズ・プロ・ラウンド4結果:
ヒート1:ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)16.90 def.。
アレッサ・クイゾン(HAW)14.84
ヒート2:カリッサ・ムーア(HAW)17.07 def.。
タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)15.13

 

フィジー・ウイメンズ・プロ・ラウンド3結果:
ヒート1:
ステファニー・ギルモア(AUS)16.33、ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)16.30、タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)8.60ヒート2:ディミティ・ストイル(AUS)14.17、カリッサ・ムーア(HAW)10.87、アレッサ・クイゾン10.50
ヒート3:ローラ・エネバー(AUS)18.84、サリー・フィッツギボンズ(AUS)15.07、ページ・ハレブ(NZL)14.93
ヒート4:ジョアン・デフェイ(FRA)13.30、マリア・マニュエル(HAW)12.73、タイラー・ライト(AUS)10.33