ASPウイメンズWCT第5戦「フィジー・ウイメンズ・プロ」 がスタート。R2までが終了。

ASPウイメンズWCT第5戦「フィジー・ウイメンズ・プロ」 がスタート。R2までが終了。 


ステファニー・ギルモア(AUS)© ASP / Robertson

YouTube Preview ImageTop Five Waves from Opening Day of Fiji Women’s Pro

 

タヴァルア、フィジー(2014年5月27日火曜日):ASPウイメンズWCT第5戦「フィジー・ウイメンズ・プロ」がトリッキーな3 – 5フィートのコンディションでスタート。ラウンド1とラウンド2が行われた。トップ17がクラウドブレイクのワールドクラス・ウェイブで、ASPウイメンズ・ワールドタイトルを賭けて戦うのは7年振り。

 

5-タイムASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)は、前回のリオでの最下位を払拭するため、長いツアー経験を利用して、素晴しいパフォーマンスを見せた。ギルモアは、ローラ・エネバー(AUS)、とジョアン・デフェイ(FRA)と対戦。ヒート前半は、デフェィがバックハンドのビッグカーヴィングで、ふたりをコンビネーション・シチュエーションに追い込んだ。

 

ギルモアは、残り時間8分でラージ・オープン・フェイスを見つけて、ヒート・ハイの7.33をマーク。さらに終盤に差し掛かり、バックアップを6.00に塗り替えて、1位でラウンド3へ勝ち上がった。「それはクラウドブレイク。トップ17にとっては、いつもとは異なったグラウンドです。」と、ステファニー・ギルモアが言った。

 

「我々のなかの数人が、フリーサーフ・トリップで前にここを訪れていますし、この2日間でウォーミングアップもして来ました。しかし、それは我々のツアーに長い間なかった波です。自分はバックハンドのサーフィンが好きですが、今日は充分には出来なかった。でも今週のフィジーでは思う存分出来ると思っています。」

 

 

カリッサ・ムーア(HAW)© ASP / Robertson

 

2度のASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンでカレントASPワールドNo.1であるカリッサ・ムーア(HAW)は、2014年のルーキー、アレッサ・クイゾン(HAW)とイベント・ワイルドカードで出場のASPワールド・ジュニア・チャンピオン、エラ・ウィリアムズ(NZL)と対戦。

 

アーリーステージに、リズムを掴めない3名の選手は、最初の10分間は波に乗らず、ヘッド・ジャッジはリスタートをコール。その状況のままヒートは進行して、ソリッドなスコアがマークされたのは後半に入ってからだった。しかし、最終的にはチャンピオンのムーアが、パワフルなバックハンド・アタックでビッグスコアをマークしてラウンドアップを決めた。

 

「私が13か14のとき、ASPがウイメンズのイベントをここで最後に開催した時にトライアルで出場したんです。」と、カリッサ・ムーアが言った。「そのときは素晴らしかった。でも私はかなりビビってましたね。またここに来れて嬉しいです。あのヒートはイライラしましたね。波がたくさんあって、吸収する多くのことがある。どの波に行くべきかがハードでしたね。最初のヒートを勝ち上がれて良かったです。」

 

© ASP / Robertson

 

スローなスタートとなったラウンド1のヒート4では、リプレイスメント・サーファーのタティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)が、ヒートの前半を通して、コミットしたフォアハンドのサーフィンで早いリードをとった。カレントASPワールドNo.2のサリー・フィッツギボンズ(AUS)とポーリーン・アドゥ(FRA)はオープン・オーシャン・ラインナップを捜した。

 

勢いを増すウエストン-ウェッブは、さらに7.00をスコア。しかし、リオで優勝したばかりのフィッツギボンズは、2本の6ポイントを連打して、大逆転でラウンドアップを果たした。「今朝のヒートはトリッキーなコンディションでしたが、最後に勝ち上がれて本当にハッピーです。」と、サリー・フィッツギボンズが言った。「それはパワフル・ウェイブで、少しウインディで、ラインナップで道に迷ってしまうんです。サーフィンの調子は良く、ラウンド3へダイレクトに勝ち上がれて嬉しいです。」

 

© ASP / Robertson

 

 

今日の中で最も素晴らしいパフォーマーだったのは、マリア・マニュエル(HAW)。彼女は、ハイエスト2ウェイブのヒート・トータルで17.53を手に入れた。彼女は素早いタイトなテクニカル・ターンで、エクセレント・レンジのスコアをマーク。対戦者のビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)とニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)は攻め続けたが、パワフルなハワイアンを抑える事は出来なかった。

 

「今日はラウンド1で力強いパフォーマンスが出来て本当に最高です。」と、マリア・マニュエルが言った。

 

「コンディションはトリッキーですが、クラウドブレイクのようなワールドクラス・ウェイブでイベントを開催出来る我々はとても運が良いと思います。

 

ツアーのガールズにとっては、完全に新しいタイプの波です。そして、それは非常にエキサイティングです。カウアイ出身の自分としては、ここは最高にリラックス出来ます。サーフボードの調整もばっちりで、これから、どんな波がやって来るのか本当に楽しみです。」

 

ラウンド1の最終ヒートのラストウェイブのインサイドで、強烈なワイプアウトをしたニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)は、顔と胸と腕を負傷。ラウンド2を戦わずにイベントを棄権することになった。彼女はタヴァルア・アイランドで治療を受けている。彼女の早い回復を祈ろう。

 

 

オフィシャルサイトではライブ中継が行われる予定。現在の日本とフィジーとの時差は3時間。ネクストコールは現地時間の7時30分 は、日本時間の4時30分です。

 

オフィシャルサイト:http://www.aspworldtour.com/

 

関連記事:2014年05月24日

 

Fiji Women’s Pro Round 3 Match-ups:
Heat 1: Stephanie Gilmore (AUS), Bianca Buitendag (ZAF), Tatiana Weston-Webb (HAW)
Heat 2: Carissa Moore (HAW), Dimity Stoyle (AUS), Alessa Quizon (HAW)
Heat 3: Sally Fitzgibbons (AUS), Laura Enever (AUS), Paige Hareb (NZL)
Heat 4: Tyler Wright (AUS), Malia Manuel (HAW), Johanne Defay (FRA)

Fiji Women’s Pro Round 2 Results:
Heat 1: Laura Enever (AUS) vs. Nikki Van Dijk (AUS) (Heat did not surf)
Heat 2: Johanne Defay (FRA) 12.16 def. Coco Ho (HAW) 9.24
Heat 3: Tyler Wright (AUS) 14.67 def. Ella Williams (NZL) 6.10
Heat 4: Tatiana Weston-Webb (HAW) 12.83 def. Lakey Peterson (USA) 0.00
Heat 5: Bianca Buitendag (ZAF) 7.77 def. Alana Blanchard (HAW) 3.43
Heat 6: Alessa Quizon (HAW) 14.50 def. Pauline Ado (FRA) 10.94

Fiji Women’s Pro Round 1 Results:
Heat 1: Paige Hareb (NZL) 10.50, Coco Ho (HAW) 7.77, Lakey Peterson (USA) 7.20
Heat 2: Stephanie Gilmore (AUS) 13.33, Johanne Defay (FRA) 12.33, Laura Enever (AUS) 3.67 INT
Heat 3: Carissa Moore (HAW) 14.76, Alessa Quizon (HAW) 12.10, Ella Williams (NZL) 7.00
Heat 4: Sally Fitzgibbons (AUS) 12.27, Tatiana Weston-Webb (HAW) 11.33, Pauline Ado (FRA) 7.60
Heat 5: Dimity Stoyle (AUS) 10.50, Tyler Wright (AUS) 6.93, Alana Blanchard (HAW) 4.00
Heat 6: Malia Manuel (HAW) 17.53, Bianca Buitendag (ZAF) 13.47, Nikki Van Dijk (AUS) 6.76