ISA チャイナカップが終了。大橋海人5位、林健太 9位と健闘。 日本団体で5位。 


大橋海人 isa rommel gonzales

 

(万寧、海南、チャイナ、2013年1月27日日曜日)中国の海南島で行われていたASP4スターイベントとISAイベントが同時開催される「海南万寧日月ベイ・インターナショナル・サーフィン・フェスティバル」のオープニング・イベントである「ISAチャイナカップ」が終了。男子ではブラジルのマイケル・ロドリゲス(BRA)、女子はフィリッパ・アンダーソン(AUS)が優勝し、オーストラリアが2年連続の金メダルを獲得した。コンテストは再びコンデイション不良のため、会場をメイン会場の日月ベイから移動。そのためライブ中継は行われず、ライブスコアのみとなった。

 

林健太がリパチャージを勝ち上がり9位となる。

 

男子の敗者復活戦のリパチャージ1にはヒート2に仲村拓久未が登場。全く自分のサーフィンを見せぬまま4位敗退。イベントから早くも姿を消した。そして、同じくリパチャージ1のヒート2に林健太が登場。ダスティン・クイゾン(HAW)、バスコ・リベイロ(POR)、ジョアオ・グエデス(POR)と対戦した。林は残り時間2分で6.27をスコアすると4位から一気にトップへジャンプアップ。バックアップを4.77としてヒートスコア11.04で1位でリパチャージ2へ勝ち進んだ。

 

林健太 isa rommel gonzales

 

リパチャージ2には、昨日のラウンド2で破れた村上舜がヒート3で、リンコーン・テイラー(AUS)、ダスティン・クイゾン(HAW)、コリー・ロペス(USA)と対戦。5.77、3.57のヒートスコア9.34で残り時間2分までは2位をキープするも、他の選手の追撃を食らい4位で敗退。21位でのフィニッシュとなった。一方、ヒート4に登場した林健太は、ヒート中盤にスコアを重ね、ヒートをリード。終盤逆転され2位となるも、5.43をスコアしてトップを奪還。しかし、終了間際に再び逆転されるも2位でリパチャージ3へと勝ち上がった。

 

快進撃を続ける林健太は、リパチャージ3では、リンコーン・テイラー(AUS)、カオリ・カホクロア(HAW)、マシューズ・ナヴァロ(BRA)に対し、スタートから6.00をスコア。ヒート終了間際には6.50をスコアして1位でラウンドアップを果たした。コナー・オリアリー(AUS)、ヴィンセント・デヴィニャック(FRA)、メッシアス・フェリクス(BRA)と対戦したリパチャージ4では、じっくりと波を待つ作戦に出た林は、ヒート終盤になり8.17のエクセレントをスコア。2位に浮上するも、終了3分前にヴィンセント・デヴィニャック(FRA)が7.87をスコアして大逆転。3位に転落した林健太は、惜しくもここで敗退。9位でフィニッシュとなった。

 

 

大橋海人  isa michael tweddle

 

 

大橋海人は日本人最高位の5位。

 

日本チームで唯一人、ラウンド3へ勝ち上がっていた大橋海人は、ラウンド3のヒート1で、フレデリコ・モライス(POR)、コナー・オリアリー(AUS)、デイヴィッド・シルヴァ(BRA)と対戦。終始4位を強いられていたが、残り時間5分で6.93をスコア。一気に2位に浮上し、昨日のトップスコア保持者のコナー・オリアリー(AUS)をリパーチャージに送り込み、ラウンド4へ勝ち上がった。

 

ラウンド4では、ミッチ・クルーズ(AUS)、マイケル・ロドリゲス(BRA)、フレデリコ・モライス(POR)と対戦した大橋海人。スタートからクルーズが8.33、6.50をあっという間に揃え、ヒートを完全にリード。大橋はそこまでのサーフィンが全く見せることが出来ず、4位で敗退。そして、ファイナル一歩手前で、惜しくもリパチャージ6を強いられた。しかし、ここでも上位2名がグランドファイナル進出となるチャンスが残されていた。コナー・オリアリー(AUS)、ヴィンセント・デヴィニャック(FRA)、フレデリコ・モライス(POR)と対戦した大橋海人だったが、思うような波が掴めず3位で敗退。ファイナル一歩手前で破れ、メダルの獲得は惜しくも出来なかった。それでも日本人最高位となる5位入賞で日本チームのランキングを5位に引き上げた。明日から始まる4スターイベントでの、更なる活躍に期待したい。

 

またラウンドアップしていた女子の大村奈央もラウンド2で3位となりリパチャージを強いられ、リパチャージ1を勝ち上がった黒川 日菜子とともに敗者復活戦のリパチャージ2を戦ったが両者とも3位で敗退。9位でフィニッシュとなった。ファイナルデイの全体のリポートは後ほど更新予定です。

 

isa rommel gonzales

 

 

メンズASP4-スターである賞金総額 95,000ドルの海南クラシックは、1月28日から30日まで開催。昨年の第1回海南クラシックでは、アイルランドのグレン・ホールが優勝。素晴らしいキャンペーンを成功さ せた彼は、2013年のASPワールド・ツアーへクオリファイを決めた。その時は、日本人選手も活躍し、大野修聖と林健太が5位という素晴しい結果を残し た。今回のASP4スターには、ラウンドオブ96のヒート2に仲村拓久未、ヒート3に高橋健人、ヒート4に渡辺寛、ヒート5に川畑友吾、ヒート7に村上 舜、ヒート13に新井洋人、ラウンドオブ64のヒート1に大橋海人、ヒート2に林健太、ヒート6に大澤伸幸、ヒート14に加藤嵐がクレジットされている。

 

今回も大会の模様はライブ中継が予定されているので、みんなで応援しよう。

今年もサーフメディアは日本人サーファーを応援します!頑張れ日本!

 

http://hainaninternationalsurfingfestival.com/

 

また、今回のISAイベントには日本サーフィン連盟が派遣した現地スタッフよりFBやブログがアップされているので、そちらも要チェック。

http://blog.livedoor.jp/nsaorg/