第36回となるVANSトリプルクラウン・オブ・サーフィンが明日よりウエイティング期間がスタート。

今年、第36回となるVANSトリプルクラウン・オブ・サーフィンがいよいよスタートとなる。ハワイ・オアフ島 のノースショア・ウインターシーズンのジャイアント・ウェイブで開催される3つの大会での総合勝者に与えられる、トリプルクラウンの称号は、今更 説明するまでもなく世界中のサーファーの誇りである。

WSL / tony heff
WSL / tony heff

 

今年のコンペティション・ウインドウは、現地時間11月12日から12月20日までで、ハレイワの「ハワイアン・プロ」を皮切りに、サンセットの「VANSワールド・カップ」、パイプラインでの最終戦「ビラボン・パイプ・マスターズ」と続く。

 

 

このトリプルクラウンの3戦のうち、最初の2戦は2次リーグのQSイベントで、しかも両方とも10,000イベントという賞金、獲得ポイントともにツアー最高グレード。ハワイアン・プロとVANSワールド・カップは、今シーズンのQSイベント最終戦で、2019年のチャンピオンシップ・ツアーを目指すサーファーにとって、非常に重要な試合となる。

 

またシーズンのファイナルCTイベントであるパイプラインでは、ガブリエル・メディーナ、フィリーペ・トリード、ジュリアン・ウィルソンという3名の間で今年のワールド・チャンプが決定する。

 

メンズ・ワールド・タイトル・シナリオは、以下の通りである:

  • ガブリエル・メディーナがビラボン・パイプ・マスターズで優勝か2位ならば、彼の世界タイトルが決定。
  • ガブリエル・メディーナがビラボン・パイプ・マスターズで3位ならば、ジュリアン・ウィルソンとフィリーペ・トリードは優勝する必要がある。
  • ガブリエル・メディーナが5~25位でフィニッシュするならば、ジュリアン・ウィルソンとフィリーペ・トリードはパイプで2位か優勝が必要となる。

 

 

昨年は巨大なサンセットにチャージした大原洋人WSL / Keoki Saguibo
昨年は巨大なサンセットにチャージした大原洋人WSL / Keoki Saguibo

 

ハレイワで明日からウエイティング・ピリオドがスタートする、トリプルクラウン初戦の「ハワイアン・プロ」には、日本からラウンド1に H6安室丈、H14稲葉玲王がクレジット、ラウンド2からはH15大原洋人、ラウンド3のH1には五十嵐カノアがクレジット。

 

彼らは今年もハワイで最後のチャージを見せてくれるはず。ノースショアで更なるサムライ・スピリットを見せてくれる彼らに期待しエールを送りたい! 頑張れ日本!

 

現地時間の 2018年11月12日7時30分 は、
日本時間の 2018年11月13日2時30分です。

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2845/hawaiian-pro

http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/hawaiianpro2018

ハワイアン・プロ
場所:ハレイワ、期間:11月12日-24
ディフェンディング・チャンピオン:フィリーペ・トリード

VANSワールド・カップ
場所:サンセット・ビーチ
期間:11月25日-12月6日
ディフェンディング・チャンピオン:コナー・コフィン

ビラボン・パイプライン・マスターズ
場所:パイプライン
期間:12月8日-20日
ディフェンディング・チャンピオン:ジェレミー・フローレス