タヒチ・プロはベスト8が決定。フェブラリーが初QF進出。五十嵐カノアはR4で敗退となる。

マイケル・フェブラリー(ZAF)がベスト8進出。PHOTO: © WSL / Cestari

チョープー、タヒチ(2018年8月16日木曜日)WSL男子CT第7戦「タヒチ・プロ・チョープー」は大会3日目をむかえ、3-5フィートのシフティなコンディションで、ラウンズ3と4を完了。クオーターファイナルを戦うベスト8が決定。

 

 

ルーキー2名、ブラジリアン・ストームの4名、オーストラリア、アメリカといったマイケル・フェブラリー(ZAF)、フィリーペ・トリード(BRA)、オーウェン・ライト(AUS)、ウェイド・カーマイケル(AUS)、ガブリエル・メディーナ(BRA)、イタロ・フェレイラ(BRA)、ジェレミー・フローレス(FRA)、コロへ・アンディーノ(USA)という8名がクオーターファイナル進出。

 

中でもルーキーのマイケル・フェブラリー(ZAF)は、ラウンド3で南アフリカの大先輩であるジョーディ・スミス(ZAF)に圧勝。ラウンド4でも素晴らしいディープバレルをバックハンドでメイクし、8.93を叩きだして1位で勝ち上がった。

 

 

五十嵐カノアは、ラウンド3で元世界チャンピオンのエイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)と対戦。本日もバレル勝負ではないタヒチ。スタートから4.33をスコアし、ヒート前半にバックハンドのビッグマニューバーで6.67をたたき出した五十嵐が完全にヒートをコントロール。スーザは終了間際に7.5をスコアするも、五十嵐が逃げ切りラウンドアップを決めた。

 

五十嵐カノア PHOTO: © WSL / Cestari
五十嵐カノア PHOTO: © WSL / Cestari

 

ラウンド4では、オーウェン・ライト(AUS)とフィリーペ・トリード(BRA)と対戦した五十嵐。バックハンドでチャージを見せたが3位で惜しくも敗退となった。

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mct/2774/tahiti-pro-teahupoo

 

タヒチ・プロ:ラウンド3の結果
ヒート1:マイケル・フェブラリー(ZAF)9.66 def.ジョーディ・スミス(ZAF)4.83
ヒート2:イズキール・ラウ(HAW)12.50 defマイケル・ロドリゲス(BRA)5.07
ヒート3:ウェイド・カーマイケル(AUS)9.50 def.ジェシー・メンデス(BRA)9.40
ヒート4:オーウェン・ライト(AUS)14.27 def.ジョエル・パーキンソン(AUS)10.83
ヒート5:カノア五十嵐(JPN)11.40 def.エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)11.17
ヒート6:フィリーペ・トリード(BRA)14.66 def.ティケヌイ・スミス(PYF)6.90
ヒート7:ガブリエル・メディーナ(BRA)14.73 def.ウィゴリー・ダンタス(BRA)13.67
ヒート8:コロへ・アンディーノ(USA)13.27 def.フレデリコ・モライス(PRT)12.36
ヒート9:ヤゴ・ドラ(BRA)12.90 def.マイキー・ライト(AUS)8.24
ヒート10:コナー・オリアリー(AUS)16.53 def.ミシェル・ボレーズ(PYF)11.34
ヒート11:ジェレミー・フローレス(FRA)13.14 def.エイドリアン・バカン(AUS)9.93
ヒート12:イタロ・フェレイラ(BRA)12.14 def.イアン・ゴウベイア(BRA)10.34

 

タヒチ・プロ:ラウンド4結果
ヒート1:マイケル・フェブラリー(ZAF)14.10、ウェイド・カーマイケル(AUS)12.07、イズキール・ラウ(HAW)10.97
ヒート2:オーウェン・ライト(AUS)12.69、フィリーペ・トリード(BRA)、カノア五十嵐(JPN)8.26
ヒート3:ガブリエル・メディーナ(BRA)13.67、コロへ・アンディーノ(USA)10.43、ヤゴ・ドラ(BRA)9.50
ヒート4:ジェレミー・フローレス(FRA)15.24、イタロ・フェレイラ(BRA)13.10、コナー・オリアリー(AUS)11.34
 

タヒチ・プロ・クォーターファイナル組合せ:
QF 1:マイケル・フェブラリー(ZAF)対フィリーペ・トリード(BRA)
QF 2:オーウェン・ライト(AUS)対ウェイド・カーマイケル(AUS)
QF 3:ガブリエル・メディーナ(BRA)対イタロ・フェレイラ(BRA)
QF 4:ジェレミー・フローレス(FRA)対コロへ・アンディーノ(USA)