死の淵から生還し復活したダスティ・ペインを描いたA SURFER Magazine Profile Film「Relentless」公開

 

ハワイ現地時間2018年1月8日、マウイ島出身のプロサーファーであるダスティ・ペインは、ハワイ・オアフ島ノースショアのバックドアでサーフィン中にワイプアウトし、リーフに頭部を強打し意識不明となり、救急車で病院に搬送される事故が発生した。

 

そして、今年5月、その死の淵から生還し、海に戻ったダスティ・ペイン。そんな彼を描いたA SURFER Magazine Profile Film「Relentless」が公開された。怪我をする前に収録されたフリーサーフィン映像など、20分余りの映像をじっくりと見てほしい。

 

 

 

マウイ島出身のダスティー・ペインは、元CTサーファーであり、2017年のパイプ・インヴィテーショナルで優勝し、ビラボン・パイプ・マスターズのワイルドカードを獲得したベテランのプロサーファー。

 

「2018年の最初は覚えていない、正直言って今年の記憶はないんだ。」数ヶ月前まで、ダスティ・ペインは今日とはかなり異なる状況にあった。怪我に至るまでの数ヶ月と回復までの道を記録したサーフムービーのタイトルは彼が考えたモノだ。

 

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リーフにヒットした彼は意識がなくなり、水面に現れるまで5本の波を食らった。「目が覚めた時、右目が見えなかった。眼窩(がんか、眼球の収まる頭蓋骨のくぼみ)が陥没していて、その全体のエリアを元に戻す手術をしなければならなかった。頭の中に6枚のプレートがあって、アゴに3枚。アゴの両側の2つの異なる場所で骨折して頭の後ろの側頭骨も骨折していました。」と、ダスティは映像の中でコメントしている。このワイプアウトが、どれだけ壮絶だったのがわかる。

 

Dusty Payne on Coming Back from the Brink