現役最後の試合でラウンドアップを続けるミック・ファニング。スミスとウィルソンがまさかのR3敗退の大波乱

ミック・ファニング PHOTO: © WSL / Sloane

ベルズ・ビーチ、ビクトリア/AUS(2018年4月2日月曜日)WSLチャンピオンシップ・ツアー第2戦「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ」大会4日目。本日は男子のラウンド3がベルズ・ビーチの4~6フィート(1.2 – 2メートル)コンディションで再開。しかし、ハイタイドとオンショアが強まり、コンディションが悪化したために、ヒート6まで本日の予定をキャンセルした。

 

好調なカラピントを下したマット・ウィルキンソンPHOTO: © WSL / Sloane
好調なカラピントを下したマット・ウィルキンソンPHOTO: © WSL / Sloane

 

本日はトリッキーなコンディションにビッグネームが次々と破れる大波乱の1日。ルーキーのカーマイケルが昨年のイベント優勝であるジョーデイ・スミスを。カリフォルニアのグダスカスもまた開幕戦で優勝し、勢いのあるジュリアン・ウィルソンを破る大金星をあげた。

 

 

そんな番狂わせが発生する中、現役最後の試合にベルズを選んだミック・ファニングがヒート5に登場。ミックの応援に駆けつけた多くのギャラリーが見守る中、ハワイのセバスチャン・ジーツとの激しいバトルで彼のベルズ・ボウルでのトレードマークであるアークを披露し、ミックは勝ち上がった。

 

PHOTO: © WSL / Sloane
PHOTO: © WSL / Sloane

 

「かなりタフなヒートだった。波はスローで、でも入ってくると長い波で乗り終えると足が熱くなるほどだった。そしてパドルも多かったね。続けて良いプレーをしたいと思っているが、これを続けたいね。しかし、もしシーバス(セバスチャン・ジーツ)に敗れたとしても、僕は喜んだと思う。彼はとても素晴らしい男だからね。」

 

 

2018CTルーキーのウェイド・カーマイケル(AUS)は、ラウンド3のオープニング・ヒートでディフェンディング・リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ・イベント勝者であるジョーディ・スミス(ZAF))を下した。

 

「最初に7ポイントを出せて自信が持てました。最初の波をメイクしたかったので、そこでは本当にリラックスできましたね。スローヒートでしたが、偶然ポンポンと入ってきたので、そのチャンスを最大限に利用する必要がありました。勝ち上がれて最高です。」と、カーマイケルが言った。

 

 

カリフォルニアのパトリック・グダスカス(USA)は今日のファイナル・ヒートで、現在のワールドNo.1ジュリアン・ウィルソン(AUS)を下す番狂わせを引き起こした。ハイタイドで、波数が激減して、よりスローなコンディションで二人は限られたチャンスを利用するしかなかった。決して不調でなかったウィルソンだけに不運は敗退となった。

 

ルーキーのカラピントは惜しくも敗退。PHOTO: © WSL / Sloane
ルーキーのカラピントは惜しくも敗退。PHOTO: © WSL / Sloane

For more information, check out

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mct/2671/rip-curl-pro-bells-beach

 

リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ・残りのラウンド3組合せ:
ヒート7:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対イズキール・ラウ(HAW)
ヒート8:ジョエル・パーキンソン(AUS)対フレデリコ・モライス(PRT)
ヒート9:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対コナー・コフィン(USA)
ヒート10:フィリーペ・トリード(BRA)対イタロ・フェレイラ(BRA)
ヒート11:エイドリアン・バカン(AUS)対ジェレミー・フローレス(FRA)
ヒート12:ガブリエル・メディーナ(BRA)対ウィリアン・カルドゾ(BRA)
リップ・カール・ウイメンズプロ・ベルズ・ビーチ・クォーターファイナル組合せ:
QF 1:カリッサ・ムーア(HAW)対シルヴァナ・リマ(BRA)
QF 2:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)対ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)
QF 3:キャロライン・マークス(USA)対ジョアン・ディフェイ(FRA)
QF 4:ステファニー・ギルモア(AUS)対セージ・エリクソン(USA)