WSLチャンピオンシップ・ツアー第2戦「Rip Curl Pro Bells Beach」はウィンキーポップで開幕。

昨年のリップ・カール・プロ・イベント勝者ジョーディ・スミス(ZAF)PHOTO: © WSL / Sloane

 

ベルズ・ビーチ、ビクトリア/AUS(2018年3月30日金曜日)ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第2戦「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ」は、隣のウィンキーポップで女子のラウンド1からスタート。その後、男子のラウンド1のヒート8までが行われた。

 

ラウンド1を勝ち上がったガブリエル・メディーナ PHOTO: © WSL / Sloane
ラウンド1を勝ち上がったガブリエル・メディーナ PHOTO: © WSL / Sloane

 

女子のラウンド1では、トップ・シードで開幕戦の優勝者であるレイキー・ピーターソン(USA)をはじめ、タイラー・ライト(AUS)、カリッサ・ムーア(HAW)、ジョアン・ディフェイ(FRA)に加え、シルヴァナ・リマ(BRA)とココ・ホー(HAW)が1位でラウンド3へ進出。2位と3位の選手は敗者復活のラウンド2へ回った。

 

シルヴァナ・リマ(BRA)WSL / Kelly Cestari
シルヴァナ・リマ(BRA)WSL / Kelly Cestari

 

本日の女子のラウンド1におけるハイエスト・ヒート・トータルは 、エクセレントの8.17のシングル・ウェイブ・スコアを含む15.67を叩き出したシルヴァナ・リマ(BRA)。リマは二度のイベント勝者であるサリー・フィッツギボンズ(AUS)とイベント・ワイルドカードのコビー・エンライト(AUS)を下した。

 

昨年のリップ・カール・プロ・イベント勝者ジョーディ・スミス(ZAF)PHOTO: © WSL / Sloane
昨年のリップ・カール・プロ・イベント勝者ジョーディ・スミス(ZAF)PHOTO: © WSL / Sloane

 

女子のラウンド1終了後に、男子のラウンド1の8ヒートが行われた。そして、それはサーフィンのビッグネームたちによるでエピック・バトルとなった。昨年のリップ・カール・プロ勝者であるジョーディ・スミス(ZAF)は、パトリック・グダスカス(USA)と昨年のイベント第2位であるカイオ・イベリ(BRA)と対戦。スミスは終了間際の大逆転でトップとなってラウンド3へ勝ち上がった。

 

「クロスヒートになるとは思っていたけど、ここまで僅差となるとは思わなかった。ツアーのレベルは本当に高まっているのでラウンド2を回避できて本当にうれしいよ。」と、スミスがコメント。

 

 

また、前回の開幕戦で素晴らしい活躍を見せた2018CTルーキーのグリフィン・コラピント(USA)は、今回も彼のエピックなフォームを続け、フィリーペ・トリード(BRA)とマイケル・フェブラリー(ZAF)を下して、1位でラウンド3へ勝ち進んだ。

 

「僕はこれまで、ほとんどウィンキーポップでサーフィンしたことがなかったんですけど、ポイントのトップにいるつもりでした。」と、コラピントは言った。「ホームであるカリフォルニアのトラッソルズに本当に似た波でしたね。波は速いが、ビッグターンのためにグレート・セクションがあります。本当にあのヒートを楽しんで、それが全て上手くいったことがうれしいです。」

 

君臨する2度のWSLチャンピオンであるジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、開幕戦での最下位の悪夢を払拭すべく、2018CTルーキー・トーマス・ヘルメス(BRA)と16才のトライアル勝者マイキー・マクドナー(AUS)を下しラウンド3へ勝ち上がった。

ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)PHOTO: © WSL / Sloane
ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)PHOTO: © WSL / Sloane

「良い波を手に入れることが出来て良かったです。とはいえ、改善の余地はまだあります。」と、フローレンスは言った。「ジャッジはエクセレント・スコアのための余地を残しています。それは何か素晴らしいことが起こる可能性が常にあることを意味しているんです。我々がベルズからウィンキーポップに移動できて、出来る限りベスト・コンディションをスコアすることができるのは最高ですね。」

ジュリアン・ウィルソン(AUS)PHOTO: © WSL / Sloane
ジュリアン・ウィルソン(AUS)PHOTO: © WSL / Sloane

焼け付くようなフォームで開幕戦のゴールド・コーストから勢いに乗る、現在のジープ・レイティング・リーダーであるジュリアン・ウィルソン(AUS)は、ジョアン・ドゥルー(FRA)とトライアル勝者のカール・ライト(AUS)を下しラウンド3へ。

 

このソリッドSWスウェルは明日も続く予報で土曜日がピーク。少なくと朝のうちは風のコンディションは良いらしい。来週のコンディションもかなり良いようだ。明日男子のラウンド1が再開されれば、日本のカノア五十嵐(JPN)はヒート11で、ジョエル・パーキンソン(AUS)、ウェイド・カーマイケル(AUS)と対戦する。注目のミックのヒートはラウンド1の最終ヒート。

 

 

 

Rip Curl Women’s Pro Bells Beach Round 1 Results:
Heat 1: Carissa Moore (HAW) 14.50, Sage Erickson (USA) 9.33, Bronte Macaulay (AUS) 8.80
Heat 2: Coco Ho (HAW) 12.80, Stephanie Gilmore (AUS) 11.93, Keely Andrew (AUS) 10.77
Heat 3: Silvana Lima (BRA) 15.67, Kobie Enright (AUS) 11.00, Sally Fitzgibbons (AUS) 10.44
Heat 4: Tyler Wright (AUS) 13.83, Paige Hareb (NZL) 10.83  Malia Manuel (HAW) 8.63
Heat 5: Lakey Peterson (USA) 14.17, Tatiana Weston-Webb (BRA) 13.07, Macy Callaghan (AUS) 9.73
Heat 6: Johanne Defay (FRA)12.87, Caroline Marks (USA) 12.34, Nikki Van Dijk (AUS) 7.63

Rip Curl Women’s Pro Bells Beach Round 2 Matchups:
Heat 1: Keely Andrew (AUS) vs. Caroline Marks (USA)
Heat 2: Sage Erickson (USA) vs. Bronte Macaulay (AUS)
Heat 3: Sally Fitzgibbons (AUS) vs. Kobie Enright (AUS)
Heat 4: Stephanie Gilmore (AUS) vs. Paige Hareb (NZL)
Heat 5: Nikki Van Dijk (AUS) vs. Macy Callaghan (AUS)
Heat 6: Tatiana Weston-Webb (HAW) vs. Malia Manuel (HAW)

Rip Curl Pro Bells Beach Round 1 Results:
Heat 1: Griffin Colapinto (USA) 12.53, Filipe Toledo (BRA) 11.50, Michael February (ZAF) 8.43
Heat 2: Owen Wright (AUS) 10.73, Conner Coffin (USA) 9.10, Ezekiel Lau (HAW) 6.17
Heat 3: Jordy Smith (ZAF) 14.30, Patrick Gudauskas (USA) 14.27, Caio Ibelli (BRA) 12.16
Heat 4: Gabriel Medina (BRA) 12.50  Italo Ferreira (BRA) 11.40,  Ian Gouveia (BRA) 8.23
Heat 5: John John Florence (HAW) 13.76, Tomas Hermes (BRA) 10.30, Mikey McDonagh (AUS) 8.34
Heat 6: Julian Wilson (AUS) 11.10, Joan Duru (FRA) 10.83, Carl Wright (AUS) 7.83
Heat 7: Michel Bourez (PYF)14.10, Adriano de Souza (BRA) 10.97,  Keanu Asing (HAW) 10.87
Heat 8: Matt Wilkinson (AUS)11.70, Jeremy Flores (FRA) 11.00, Yago Dora (BRA) 10.16

Rip Curl Pro Bells Beach Remaining Round 1 Matchups:
Heat 9: Kolohe Andino (USA), Frederico Morais (PRT), Willian Cardoso (BRA)
Heat 10: Adrian Buchan (AUS), Connor O’Leary (AUS), Michael Rodrigues (BRA)
Heat 11: Joel Parkinson (AUS), Kanoa Igarashi (JPN), Wade Carmichael (AUS)
Heat 12: Mick Fanning (AUS), Sebastian Zietz (HAW), Jesse Mendes (BRA)

For more information, check out

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mct/2671/rip-curl-pro-bells-beach