安井拓海と仲村拓久未がトップ通過。古川海夕もラウンドアップ。ハンティントンビーチ「ジャックス・プロ」2日目

安井拓海 WSL / Andrew Nichols

現地時間2018年3月24日土曜日:アメリカ・カリフォルニア州のハンティントンビーチで開催中のQS1500イベント「Jack’s Surfboards Pro」は大会2日目。サイズダウンが進む中、ラウンド2のヒート9から再開しラウンド3が終了した。いよいよ明日がファイナルデイ。

 

本日は、トップシードが登場して、元CTサーファーでハンティントン・ローカルのブレット・シンプソンをはじめ、ボルコム・パイプの勝者であるハワイのジョシュ・モニーツ、元CTサーファーであるブラジルのアレックス・リベイロという注目選手が勝ち上がる。

 

ブレット・シンプソン(USA)。WSL / Nilton Baptista
ブレット・シンプソン(USA)。WSL / Nilton Baptista

 

そんな中で、ネイサン・ヨーマンズ、ジェイク・マーシャル、イアン・クレーン、コーリー・アランバイド、キリアン・ガーランド、ジェレミー・カーター、ジョーディ・コリンズという選手がカリフォルニアの意地を見せて素晴らしいパフォーマンスでファイナルデイに勝ち残った。

 

 

サイズダウンしたものの、クリーンなコンディションでスタートした本日の朝一のヒートでは、ラウンド2のH9に河村海沙と川畑友吾が登場。

 

川畑友吾 WSL / Andrew Nichols
川畑友吾 WSL / Andrew Nichols
河村海沙 WSL / Andrew Nichols
河村海沙 WSL / Andrew Nichols

 

フォアハンドでパワフルなマニューバーを描き6.10をスコアした川畑がヒートをリード。最後に河村海沙がトップに躍り出て二人がワンツーフィニッシュでラウンドアップ。H14の三輪紘也も5ポイントを揃えて2位でラウンドアップ。H16の幸総一郎は惜しくも敗退となった。

 

ヒーローインタビューに応える安井拓海 WSL / Andrew Nichols
ヒーローインタビューに応える安井拓海 WSL / Andrew Nichols

 

ラウンド3では、H1に安井拓海が登場、残り時間10分を切って4位を強いられていた安井だったが大逆転に成功。最後はフォアハンドで6.60をスコアしてリードを広げて、昨年のイベント勝者であるヒズノメ・ベテーロを下して、1位でラウンドアップを決めた。

 

H3の古川海夕も残り時間10分を切って3位と追い込まれたが、フォアハンドのエアリバースで6.57をスコア。2位に浮上して2位でラウンドアップを決めた。

 

H5には2017年にこのハンティントンで行われたシュー・シティ・プロ第2位の実績を持つ、R3から出場の仲村拓久未と佐藤魁がクレジット。ヒート前半をリードしたのは佐藤。しかし仲村がフォアハンドで6.50をスコアしてトップへ。しかし終盤にコルト・ワードに逆転されるが、最後は5.53をスコアしてバックアップを塗り替えて逆転。再びトップを奪いトップ通過を果たした。佐藤は惜しくもここで敗退。

 

ラウンド3を戦った大音凛太、河村海沙、川畑友吾、三輪紘也は惜しくも敗退となった。

 

いよいよ明日がファイナルデイ。ラウンド4のヒート1には安井拓海と古川海夕、ヒート3には仲村拓久未がクレジット。世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!

 

現在の日本とロサンゼルスとの時差は16時間。ネクストコールは、現地時間の 2018年3月25日7時30分、日本時間の2018年3月25日23時30分

 

オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2660/jacks-surfboards-pro