安井拓海、古川海夕、大音凛太、佐藤魁が1位でラウンドアップ。ハンティントンビーチで「Jack’s Surfboards Pro」開幕

古川海夕 WSL / Andrew Nichols

現地時間2018年3月23日金曜日:アメリカ・カリフォルニア州のハンティントンビーチで、本日からQS1500イベント「Jack’s Surfboards Pro」がスタートした。本日は腰胸サイズのプレイフルなコンディションでラウンド1からスタートし、ラウンド2のホート8まで終了した。

 

 

今回のイベントは、QS 1,500とは言えカリフォルニアで開催される数少ないQSイベントということでカリフォルニアのトップ・サーファーが多数出場。元CTサーファーでハンティントン・ローカルのブレット・シンプソンをはじめ、ボルコム・パイプの勝者であるハワイのジョシュ・モニーツや元CTサーファーであるブラジルのアレックス・リベイロ、昨年のイベント勝者であるヒズノメ・ベテーロも参戦する。

 

川畑有吾 WSL / Andrew Nichols
川畑有吾 WSL / Andrew Nichols

 

また今回のイベントには、日本選手が多数出場。本日はラウンド1から出場の安井拓海、古川海夕、久米大志、川畑友吾、三輪紘也、幸総一郎はラウンド2へアップ。川畑太志は初戦敗退となった。

 

安井拓海 WSL / Andrew Nichols
安井拓海 WSL / Andrew Nichols

 

続けて行われたラウンド2で安井拓海は、ヒート終盤まで4位を強いられていたが、ライトブレイクでスムースでパワフルなサーフィンで7.50をスコア。さらにバックハンドで7.13をスコアし、ヒートスコア14.63で一気に1位となり大逆転でラウンドアップ。

 

古川海夕 WSL / Andrew Nichols
古川海夕 WSL / Andrew Nichols

 

昨年、JPSA公認プロとなり、今シーズンはオーストラリアやアメリカなど海外の試合にも参戦する古川海夕は、スタートからバックハンドで6.17をスコアしヒートをリード。残り時間1分でライトブレイクでフォアハンドのクリティカル・マニューバーで6.83をスコアし、トータル13.00で1位で勝ち上がった。同じヒートの岡村晃友は惜しくも3位で敗退。

 

大音凛太
大音凛太 WSL / Andrew Nichols

 

H4の大音凛太はスタートから安定感のあるバックハンドで6.17と5.03をスコア。終盤に逆転されるもラストウェイブでは6.33をスコアして1位でラウンドアップ。H5の佐藤魁もトップでラウンドアップを決めた。H6久米大志、H7小笠原由織はここで敗退となった。

 

佐藤魁
佐藤魁  WSL / Andrew Nichols

 

明日ラウンド2が再開されれば、H9に河村海沙と川畑友吾、H14三輪紘也、H16幸総一郎。ラウンド3にはH1に安井拓海、H3古川海夕、H4大音凛太、H5にはR3から出場の仲村拓久未と佐藤魁がクレジット。世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!

 

現在の日本とロサンゼルスとの時差は16時間。ネクストコールは、現地時間の 2018年3月24日7時30分、日本時間の2018年3月24日23時30分

 

オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2660/jacks-surfboards-pro