西元エミリーがベスト16進出。QS3000イベント「マルティニーク・サーフ・プロ」は大会5日目。

ベスト16進出した西元エミリー WSL / Blind Larcher

 

現地時間2018年3月21日:カリブ海に浮かぶフランス領西インド諸島の「マルティニーク」で開催中のWSL-QS3000イベント「マルティニーク・サーフ・プロ」は大会5日目。

 

2日間連続のレイデーを経て、ようやく再開となった本日もトリッキーなコンディションで番狂わせも発生。女子のラウンド2のみが行われ男子はオフ。ベスト・スコアリング・ポテンシャルのある波を掴むウェイブ・セレクションが勝敗の鍵を握った。

 

2018 Martinique Surf Pro Highlights: Women’s Top Seeds Enter the Draw

テレサ・ボンヴァロWSL / Damien Poullenot
テレサ・ボンヴァロWSL / Damien Poullenot

テレサ・ボンヴァロは、3つのバックハンド・ターンで本大会の女子最高得点となる8.50のエクセレント・スコアをマーク。5.50でバックアップして1位で勝ち上がった。

15才のフロリダのレイチェル・プレスティWSL / Damien Poullenot
15才のレイチェル・プレスティ(USA)WSL / Damien Poullenot
ハワイのブリーサ・ヘネシー WSL / Damien Poullenot
ハワイのブリーサ・ヘネシー WSL / Damien Poullenot

15才のフロリダ出身であるレイチェル・プレスティは、ラウンド2でグレート・ポテンシャルを示し、最初の10分でエクセレントの8.50とバックアップの7ポイントをマーク。15.50という最高得点を叩き出した。その他にハワイのブリーサ・ヘネシー、ポーリン・アドゥ、ミカエラ・グリーン、ソフィ・マカロック、アリッサ・クイゾンなどがベスト16進出。

西元エミリー WSL / Damien Poullenot
西元エミリー WSL / Damien Poullenot

トップシードと戦った本日の日本選手。H1で西元エミリーと野呂玲花は同じヒートで対戦。西元は得意のバックハンドでコンスタントにアベレージからグッドスコアを集めて、ヒートをリード。最終的に6.00 6.93をマークし、ヒートスコア12.93でポーリン・アドゥを抑えて1位でラウンドアップ。野呂玲花はスコアリング・ポテンシャルのある波を見つけられずに惜しくも3位で敗退。

西元ジュリ WSL / Damien Poullenot
西元ジュリ WSL / Damien Poullenot

H7の西本ジュリは、エクセレント・レンジのスコアをマークしたチェルシー・トゥアック、ブリーサ・ヘネシーに敗れて惜しくも3位敗退。H8の前田マヒナは、7.00というヒートのベストスコアを持ちながら、バックアップが見つけられずに悔しい敗退となった。

前田マヒナ WSL / Damien Poullenot
前田マヒナ WSL / Damien Poullenot

 

いよいよ明日(日本時間の今夜)はトップシードが登場するラウンド3へ突入。脇田泰地はH2、大橋海人がH4、田中大貴がH5。ラウンド3から登場の大原洋人はH12、新井洋人はH13、小林桂はH4にクレジット。女子のラウンド3ではH1に西元エミリ。

 

日本とマルティニークとの時差は、13時間。世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!

 

ネクストコールは現地時間の 2018年3月22日7時 、日本時間の 2018年3月22日20時。

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2653/martinique-surf-pro

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/wqs/2652/martinique-surf-pro