オーストラリア初のサーフパークとなるURBNSURFの建設が来月メルボルンで着工することが発表。

メルボルンにオーストラリア初のウェイブ・ガーデンが。URBNSURF

 

2016年4月に発表となっていた、ウェイブガーデン・テクノロジーによるオーストラリア初のアーバン・サーフ・パークの建設が、メルボルンで来月着工されることが昨日、正式に発表された。

 

 

ウェイブガーデン・テクノロジーのオーストラリアン・ライセンシーであり、オーストラリアの初のサーフ・パークとなるURBNSURF社は昨日、メルボルン空港で世界初のフルサイズ・ウェイブガーデン・コーヴ・サーフィン・ラグーンとなる「URBNSURFメルボルン」を開発するための資金提供において2830万ドルを確保したことを発表。

 

URBNSURF-MelbourneCredit-URBNSURF
立地はメルボル空港に近い好立地。URBNSURF

 

URBNSURFメルボルンの建設工事は2018年3月に始まることで同意され、2019年の復活祭(4月21日)までには2メートルを超えるサーフィン用の波が完成する。メルボルンのCBD(Central Business District)と呼ばれる中心部から北に16キロの場所に建設されるURBNSURFメルボルンは、革新的なサーフ・スポーツ、レジャー&エンターテイメント施設として、ワールドクラス・サーフィン・ラグーンの中心的存在を目指す。

 

URBNSURF
URBNSURFが採用する最新テクノロジーによる人口波

 

2.1ヘクタールのエリアに作られるウェイブガーデン・コーヴ・サーフィン・ラグーンには、6つの異なるサーフィン・ゾーンがあり1時間につき最高90名のサーファーを迎え入れることができる。次世代のサーフ施設は年間を通し、すべてのスキル・レベルに対応する、安全で便利な本物のサーフィン経験を提供する。

 

 

URBNSURF-Melbourne-Credit-URBNSURF
施設には飲食はもちろん、様々な小売店も入り、ナイト・サーフィン、サーフィン・アカデミー、ハイパフォーマンス・コーチングも可能で、コンテストやフェスティバルも開催予定。

 

現在、ウェイブガーデン・ラグーンをフィーチャーした商業サーフ・パーク施設は、イギリスのノース・ウェールズとアメリカのテキサス州オースティンで開業中であるが、URBNSURFメルボルンは、ウェイブガーデン・コーヴ・テクノロジーを使用した世界初の商業サーフ・パークとなる。

 

この最新テクノロジーは、ウェイブガーデン初期のものより小規模で省スペースでの設置が可能で、1時間につき最高1,000本の波を作り出すことが可能になり、ゲスト・キャパシティを拡大したものとなっている。

 

URBNSURFは現在シドニー・オリンピックパーク(“URBNSURF Sydney”)と、パースのトンプキンズ・パークのアルフレッド・コーヴ(“URBNSURF Perth”)で、ウェイブガーデンのコーヴ・テクノロジーを使用したサーフ・パーク施設を開発しており、オーストラリアで2028年までに最高10のワールドクラス・サーフ・パークの開発を計画している。

 

 

Australia’s First Surf Parks