WSL-BWT「ナザレ・チャレンジ」で、22才のブラジリアン、ルーカス“CHUMBO”チアンカがツアー初優勝。

ナザレ・チャレンジ・ファイナリストCredit: © WSL / Masurel

 

ナザレ、ポルトガル(2018年2月11日日曜日)ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ビッグウェイブ・ツアー(BWT)「第2回ナザレ・チャレンジ」が、ポルトガルのビッグウェイブ・スポットであるナザレのプライア・ド・ノルテ(ノース・ビーチ)で終了。22才のブラジリアン、ルーカス“CHUMBO”チアンカがツアー初優勝した。

 

 

土曜日にスタートしたイベントは、開始直後に危険なコンディションとなったため、初日をキャンセル。サイズは大幅に下がったものの翌日に試合を再開し、2日間にわたり大会が行われた。

 

BWTツアー2戦目のコンペティション参加となったチアンカは、今回初のファイナル進出を果たし、世界最高峰のビッグウェイブ・サーファー24名の頂点に立ち、ツアー初優勝を果たした。彼はナザレのパワフルな波と難しいホワイト・ウォーター・スピードに打ち勝ち、、ビッグウェイブ・ツアー・ランキング第5位へとジャンプアップした。

 

優勝したルーカス・チアンカ(BRA)Credit: © WSL / Masurel
優勝したルーカス・チアンカ(BRA)Credit: © WSL / Masurel

 

今季のビッグ・ウェイブ・ツアー・シーズンは2018年2月28日までだが、マベリックス・チャレンジの開催の可能性は残り半月ながら残されており、BWTオフィシャルはスウェル・システムと気象パターンをモニターし続けている。

 

WSLメンズBWTランキングの現段階では、今季優勝はないもののビリー・ケンパー(HAW)がランキングでトップ。プエルト・エスコンディードで優勝したカイ・レニー(HAW)が2位で追いかける。このままビリー・ケンパー(HAW)が逃げ切りワールド・チャンピオンとなるのか。

 

 

www.worldsurfleague.com/events/2017/mbwt/1980/nazar-challenge

 

ナザレ・チャレンジ・ファイナル結果:
1-ルーカス・チアンカ(BRA)19.89
2-ビリー・ケンパー(HAW)13.93
3-ナチョ・ゴンザレス(EUK)13.83
4-カイ・レニー(HAW)13.23
5-グラント・ベーカー(ZAF)11.04
6-ネイサン・フローレンス(HAW)10.89

 

WSLメンズBWTランキング・トップ5(ナザレ・チャレンジ終了後):
1-ビリー・ケンパー(HAW)27,140pt
2-カイ・レニー(HAW)24,829pt
3-イアン・ウォルシュ(HAW)17,757pt
4-マクアカイ・ロスマン(HAW)14,123pt
5-ルーカス・チアンカ(BRA)13,331pt