脇田紗良が9.00を含むイベント最高点の17.75をスコア。フライト・センター・バーレー・プロ2日目

イベント最高点をマークした脇田紗良 WSL / Andrew Hobbs

バーレー・ヘッズ、QLD/AUS(2018年1月26日金曜日)-オーストラリアのバーレーヘッズで開催中の、男女QS1000イベント「フライト・センター・バーレー・プロ」は大会2日目。ソリッドなイーストスウェルが期待されている中、本日も厳しいスモール・コンディションで女子のラウンド1、男子はラウンド2まで行われた。

 

バーレーヘッズのコンテスト会場。WSL / Andrew Hobbs
バーレーヘッズのコンテスト会場。WSL / Tom Bennett

 

そんなタフなコンディションでもギャラリーの前で、選手たちはエピック・パフォーマンスを披露。そんな中で日本の脇田紗良が素晴らしいパフォーマンスを見せた。トリッキー・コンディションにもかかわらず脇田は、非常にリラックスした感じで、ほぼパーフェクトといえる9.00を8.75でバックアップ。圧倒的な強さで勝ち上がった。

 

脇田紗良 WSL / Andrew Hobbs
脇田紗良 WSL / Andrew Hobbs

 

「最初は深い位置で波を待つ作戦でパドルアウトしました。波を掴んだら出来るだけポケットにとどまることを意識しました。と、脇田は言った。「シドニーで行われた前回のQSイベントではノックアウトされたので、2つの9ポイントで自信を持てました。」

 

脇田紗良 WSL / Tom Bennett
脇田紗良 WSL / Tom Bennett

 

ジュニア日本代表として参戦した、今年初めのWJCでは僅差で敗れ13位でフィニッシュしたが、その敗退で次に繋がるヒントを掴んだ脇田紗良。父親に脇田貴之、兄に脇田泰地というサーファー家族の中で育ったサラブレッド。今シーズンの活躍が期待されているジュニアサーファーだ。

 

相澤日向 WSL / Andrew Hobbs
相澤日向 WSL / Tom Bennett

 

本日の女子は脇田の他に、村松爽香もラウンドアップ。須田那月は惜しくも敗退となった。男子のラウンド1で上山キアヌ久里朱、金尾玲生、河谷佐助がラウンドアップ。西村昇馬は惜しくも敗退。

 

男子ラウンド2では、塚本勇太、石川拳大、相澤日向、 仲村拓久未、粟田生、大音凛太、上山キアヌ久里朱、河谷佐助がラウンドアップ。

 

昨日高得点をたたき出した黒川楓海都をはじめ、田中透生、岡村晃友、須田喬士郎、古川海夕金尾玲生は惜しくも敗退となった。

 

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2605/flight-centre-burleigh-pro