サンセットのエキスパート、ビリー・ケンパー(HAW)が「サンセット・オープン」で優勝。

サンセット・オープンのファイナリスト WSL / Keoki Saguibo

ハレイワ、ノースショア、オアフ/ハワイ(2018年1月23日火曜日)2018年のWSLハワイ/タヒチ・ヌイ・リージョンのファースト・イベントとなる、メンズQS1,000イベント「サンセット・オープン」が終了。

 

2度のピアヒ・チャレンジ勝者でサンセットのエキスパートであるビリー・ケンパー(HAW)は今日、マウイ・アスリートのイアン・ジャンティルとイアン・ウォルシュ、バロン・マミヤというオール・ハワイアン・ファイナルで優勝した。

 

今回のワールド・サーフ・リーグ(WSL)メンズ・クオリファイング・シリーズ(QS)1,000イベントの「サンセット・オープン」は2018年のWSLハワイ/タヒチ・ヌイ地域のシーズン初戦で、この優勝でケンパーがランキングをリードする。

 

Billy Kemperof Hawaii is the champion of the Sunset Open 2018 held at Sunset Beach, Hawaii
優勝したビリー・ケンパー WSL / Keoki Saguibo


「このようにシーズンをスタート出来たのは、本当に素晴らしいと感じます」と、ケンパーがコメントした。「僕は多くの時間をサンセットで過ごしているので、本当に優勝できて最高です。」

 

ファイナルでケンパーは、パワーターンをミックスしたストロングなオープニング・ライドで7.67をスコアしてペースを掴んだ。更に彼はバレルを見つけエクセレントの8.27をスコア。リードを広げ続けた。ケンパーの数十年に渡るビッグウェイブでのサーフィン経験が今日の勝利の鍵となった。

 

「自分の2つのスコアはプライオリティーがない時に出したもの。これはサンセット・ポイントを理解しているに他ならないと思う。」ケンパーは続けた。

 

「僕は8才でここに引っ越してきて、ショアーズからヴァルズ、サンセット・ポイント、サンセットへと移行していったんです。このイベントは本当に最高でした。すべてがミックスされていた。ビッグ・サンセットから始まって、ウエストリーフ・サンセット、最後は3-4フィートのサンセット・ポイントでのハイパフォーマンス・サーフィンで終わったのです。」

 

Ian Gentil of Hawaii places second in the Sunset Open 2018 held at Sunset Beach, Hawaii
ジャンティルはフルタイムでQSを回った時期もあったが、VANSトリプルクラウンに目標を定め、リージョナル・ポイント獲得に専念する。


第2位でフィニッシュしたジャンティルも、セミファイナル2では8フィートのバレルの中に姿を消したオープニング・ライドでパーフェクト10ポイント・ライドを記録した。

 

「ヒートが始まって、僕はジャック(ロビンソン)がウエストピークにパドルしていくのを見たんです。彼が常にバレルハンターであるということを知っていたので、彼に付いて行きました。でも少し深すぎましたね。」と、彼のパーフェクト・ウェイブについてジャンティルは説明した。「最高でしたね。QSで満点は出したことがないと思います。最高にハッピーでした。」

 

Jack Robinson of Australia advances to the quarterfinals after winning round four heat 1 of the WSL Sunset Open at Sunset Beach, Oahu, Hawaii
セミファイナルまで勝ち上がったジャック・ロビンソン(AUS)は、イベント初のパーフェクト10をマーク。 WSL / tony heff
Barron Mamiya of Hawaii advances to the quarterfinals after winning round four heat 4 of the WSL Sunset Open at Sunset Beach, Oahu, Hawaii
ハワイアンのニュージャネレーション、17歳のバロン・マミヤ。WSL / tony heff


WSLハワイ/タヒチ・ヌイ・リージョナルの次なるイベントは、メンズQS3,000「ボルコム・パイプ・プロ」。このイベントのホールディング・ウインドウは1月29日から2月10日まで。コンテスト主催者は、よりエクセレントなスウェルを予想している。

 

大野修聖 
サンセットをチャージした大野修聖 WSL / Keoki Saguibo

今回のイベントには、 堀口真平、松永大輝、大野修聖、脇田泰地、太田拓杜の5名が参戦してサンセットにチャージ。先日のバックドア・シュートアウトでもサムライ・スピリットを見せた堀口真平、大野修聖はラウンド1を見事ラウンドアップ。しかしラウンド2で惜しくも敗退となった。

喜納海人
喜納海人 WSL / Keoki Saguibo

 

そして、今回ラウンドアップを続けた太田拓杜もラウンド3で敗退。またサンセットでは結果を残している喜納海人が、ラウンド2を1位でラウンドアップ。ラウンド3も2位で勝ち上がるもラウンド4で4位で敗退。25位でフィニッシュとなった。

 

結果

優勝:ビリー・ケンパー、15.94
2位:イアン・ジャンティル、15.70
3位:イアン・ウォルシュ、13.64
4位:バロン・マミヤ、7.93

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2603/sunset-open