タイラー・ライト(AUS)、マウイ・ウイメンズ・プロで2年連続となるWSLワールド・タイトルを獲得

© WSL / Cestari

ホノルア・ベイ、マウイ、ハワイ/USA(2017年11月30日木曜日)タイラー・ライト(AUS)は今日、2017年のワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)のファイナル・イベント「マウイ・ウイメンズ・プロ」で2度目のワールド・タイトルを獲得した。

 

 

ホノルア・ベイは朝から5-7フィートの素晴らしいコンディションで試合再開。ラウンド4でタイトルレースのライバルであったコートニー・コンローグが敗れ、タイラー・ライトはセミファイナルに勝ち上がることによって2度目のワールド・タイトル獲得を決めた。

 

ホノルアのバレルをメイクしたタイラー WSL / Damien Poullenot
ホノルアのバレルをストールするタイラー WSL / Damien Poullenot

 

「今日はパーフェクトでした」と、ライトは言った。「このイベントを本当に心待ちにしていて、そして、このポジションに居られることにエキサイトしていました。ベスト・ウィークでした。それが自分にとって、どんなに素晴らしかったかなんて説明できません。我々は最強のチームを組んで大会に挑みました。みんな素晴らしかったです。一年中、ほとんど浮き沈みがありませんでしたが、私は勝つ前からハッピーでした。この瞬間に、このポジションにいられて、いま最高にハッピーです。」

 

タイラーお得意のレイバック・スナップ WSL / Damien Poullenot
タイラーお得意のレイバック・スナップ WSL / Damien Poullenot

 

2度のWSLチャンピオンとなったライトは、ジープ・リーダーボードで2位にランキング、そして、ディフェンディング・イベント勝者としてイベントに入った。昨シーズン、ライトは、ゴールド・コースト、マーガレット・リヴァー、リオデジャネイロ、ロウワー・トラッソルズ、マウイという5つのイベントで優勝を果たし、悲願の世界タイトルを獲得した。

 

2年連続のワールドタイトルを獲得したタイラー・ライト(AUS)© WSL / Cestari
2年連続のワールドタイトルを獲得したタイラー・ライト(AUS)© WSL / Cestari

 

ライトは今年もその勢いを続けて、ブラジル戦でも優勝。しかし、ポルトガル戦でヒザを負傷するアクシデントに見舞われたが、奇跡のカムバックを果たし、再び世界タイトルをつかみ取った。

 

「確かに今年はチャレンジでした。」と、ライトはコメントした。「ひざの怪我そのものより、そこからとても多くのことを学んで、成長できた時でした。今年は何度も折れそうになりましたが、それを支えてくれたチームの人達のおかげです。彼らがいなければ、私は今ここにいません。彼らはポルトガルから私を復活させてくれました。そして、彼らがフランスでした仕事は本当に素晴らしかった。彼らの役割がどれほどのものだったかを説明することは難しいです。」

 

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ワールド・タイトル・ライバルのサリー・フィッツギボンズ(AUS)とコートニー・コンローグ(USA)のまさかの敗退で、ライトは、イベント・ワイルドカードであるブリーサ・ヘネシー(HAW)とのクォーターファイナルを勝ち上がることで、タイトル獲得となった。

 

昨日、カレントリーダーであったフィッツギボンズを下す大番狂わせを引き起こしたヘネシーだったが、そのヒートではリズムを掴めず、ライトがワールドタイトルを獲得した。「毎年、優勝することを2015年に決め、それを続けたかった。コーチのグレン[ホール]とこの2年間は、素晴らしいものでした。我々にはこの長い計画があり、私はそれをやり抜くつもりです。この2年連続が彼の献身的な働きの証だと思っています。この場所に私を導いてくれた彼と皆んなに感謝したいです。ありがとうございます。」

 

 

 

タイラー・ライトの2017WSLチャンピオンシップ・ツアー結果:
ロキシー・プロ・ゴールド・コースト:5位
ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ:2位
リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ:3位
Oiリオ・ウイメンズプロ:優勝
Outerknownフィジー・ウイメンズプロ:3位
VANS USオープンサーフィン:5位
スウォッチ・プロ・トラッソルズ:9位
カスカイス・ウイメンズプロ:13位
ロキシー・プロ・フランス:3位
マウイ・ウイメンズプロ:TBD

 

タイラー・ライトのチャンピオンシップ・ツアー・キャリア・ランキング:
2017年:1位
2016年:1位
2015年:5位
2014年:2位
2013年:2位
2012年:4位
2011年:4位

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wct/1976/maui-womens-pro/live

 

アップカミング・マウイ・ウイメンズプロ・セミファイナル・マッチアップ:
SF 1:ステファニー・ギルモア(AUS)対タイラー・ライト(AUS)
SF 2:マリア・マニュエル(HAW)対ブロンテ・マコーレー(AUS)

 

マウイ・ウイメンズプロ・クォーターファイナル結果:
QF 1:ステファニー・ギルモア(AUS)17.57 def.シルヴァナ・リマ(BRA)14.20
QF 2:タイラー・ライト(AUS)16.10 def.ブリーサ・ヘネシー(HAW)9.40
QF 3:マリア・マニュエル(HAW)16.67 def.ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)10.63
QF 4:ブロンテ・マコーレー(AUS)9.46 def.カリッサ・ムーア(HAW)7.67

 

マウイ・ウイメンズプロ:ラウンド4結果
ヒート1:シルヴァナ・リマ(BRA)13.00 def.レイキー・ピーターソン(USA)12.67
ヒート2:ブリーサ・ヘネシー(HAW)15.83 def.ココ・ホー(HAW)9.34
ヒート3:ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)13.94 def.コートニー・コンローグ(USA)11.53
ヒート4:カリッサ・ムーア(HAW)15.90 def.タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)4.00