喜納海人が9.37のエクセレント。トリプルクラウン第2戦メンズQS最終戦「Vans World Cup」開幕。

笑顔でヒーローインタビューに答える喜納海人

Opening Day Highlights: Sunset Fires for Vans World Cup 2017

 

サンセット・ビーチ、オアフ島/ハワイ(2017年11月29日水曜日)-現地時間で11月25日からコンディション不良のためレイデーが続いていた、WSL-QS最終戦となるトリプルクラウン第2戦メンズQS10000「Vans World Cup」が、ハワイ・オアフ島ノースショアのサンセット・ビーチでスタート。8-10フィート・スウェルがヒットしたサンセットは、エピック・コンディションとなりラウンド1が行われた。

 

2017 Vans World Cup: Round One, Heat 12

 

このイベントには日本から大原洋人、新井洋人、ハワイから喜納海人が出場。本日はラウンド1のヒート12で新井洋人と喜納海人が同じヒートにクレジットされて、ハワイアンのカイマナ・ハキアスとパーカー・コフィンと対戦した。

 

喜納海人
喜納海人

 

ヒートはスタートから喜納海人がビッグセットにチャージ。深いボトムターンからディープなポジションでバレルにプルイン。高速でチューブ内を疾走するも出口が閉ざされた。しかし次の瞬間、スープの中から姿を現したのは両手を高く掲げた喜納海人だった。

 

ジャッジはそのライディングにパーフェクトに近い9.37のエクセレント・スコアを与え、喜納海人は見事ラウンドアップ。彼はサンセットのHICプロでファイナルに残った経験もあり、今回も気合十分で更なるラウンドアップに期待したい。

 

一方、スタートから他を圧倒してラウンドアップを決めた喜納海人に対し、新井洋人は形の良い波を選びライディングするもスコアは伸びず惜しくも初戦敗退。新井洋人の今シーズンが終わった。

 

明日、ラウンド2が再開されればCTクオリファイを最終戦に託す大原洋人がH16に登場。前回のハレイワが終了して24位と後退。最後の望みをかけてサンセットで、奇跡的なクオリファイを見せて欲しい。また本日勝ち上がった喜納海人はH12にクレジット。

 

世界を目指す彼らの活躍に期待し、彼らにエールを送りたい。頑張れ!日本。

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1977/vans-world-cup

http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/vansworldcupofsurfing2017/live