ホノルア・ベイ、マウイ/ハワイ（2017年11月26日日曜日）ハワイ・マウイ島のホノルア・ベイで、2017年のワールド・サーフ・リーグ（WSL）チャンピオンシップ・ツアー（CT）の最終戦となる「マウイ・ウイメンズプロ」が開催される。
しかしウエイティング期間がスタートしたものの、ビッグスウェルを待ち２日間連続でレイデーが続いている。
「今日はサイズが小さいですが、明日はサイズアップする可能性が高くなったので試合はオフとなりました。」と、WSL代理コミッショナーのジェシー・マイリー-ダイアーは言った。「予報では明日から３日間、良いコンディションになりそうなので、明朝、再度波をチェックします。」
マウイ・ウイメンズプロでは、2017WSLウイメンズの世界タイトルが決定。サリー・フィッツギボンズ（AUS）、タイラー・ライト（AUS）、コートニー・コンローグ（USA）、カリッサ・ムーア（HAW）とステファニー・ギルモア（AUS）という、このイベントに出場する5人のサーファーは、数字的に世界タイトルを獲得できる可能性を持っている。
ワールド・タイトル・シナリオは以下の通りである：
- フィッツギボンズ、ライト、コンローグの3名は、 優勝することによって世界タイトルを獲得
- フィッツギボンズが2位ならば、ライトとコンローグは 優勝すれば世界タイトルを獲得。
- フィッツギボンズが3位ならば、タイトルを獲得するためにライトは3位、コンローグは2位が必要。
- フィッツギボンズが5位以下ならば、ライトは5位、コンローグは3位、ムーアとギルモアは優勝で世界タイトルを獲得できる。
カレントリーダーのサリー・フィッツギボンズは、今シーズン好調で全てのイベントでクォーターファイナル以上の成績でフィニッシュ。セカンド・ストップのドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロでは勝利を手にした。いま26才の彼女のCTキャリアは、３年連続で世界ランク２位（2010、2011、2012）から始まり、初のWSLタイトル目前。
常にトップに君臨しながらもステファニーやカリッサに敗れ、王冠を手にすることができなかったサリー。今年こそは絶対に夢を叶えて欲しいと誰もが思っているだろう。
「現在ジープ・リーダー・ジャージを着てることを最高に心地いいと感じています」と、フィッツギボンズは言った。「結果がどうであれ、自分のサーフィンを向上させて、今のポジションにいられることは素晴らしいフィーリングです。この素晴らしいライバルたちとともに、タイトル争いの中に居られることは素晴らしい経験です。」
6度のWSLチャンピオンであるギルモアは、コンペティションが始まるとき、ファースト・タイトル・コンテンダーとして、ラウンド１のオープニング・ヒートに登場。3度のワールド・チャンピオンで２度のイベント勝者であるムーアはヒート2に。ジープ・レイティング・リーダーであるフィッツギボンズはヒート3。前回のWSLチャンピオンでイベント勝者のライトはヒート４。世界ランク３位のコンローグはヒート5にクレジットされている。
サーフラインの予報によれば、現地時間の日曜日の後半に新しいノース・スウェルでオーバーヘッドにアップ。月曜日の朝もオーバーヘッドのセットが期待できるようで、いよいよスタートとなりそうな気配。
マウイ・ウイメンズのプロ・ラウンド1マッチアップ：
ヒート1：ステファニー・ギルモア（AUS）、ニッキ・ヴァン・ダイク（AUS）、マリア・マニュエル（HAW）
ヒート2：カリッサ・ムーア（HAW）、ジョアン・ディフェィ（FRA）、ポーリン・アドゥ（FRA）
ヒート3：サリー・フィッツギボンズ（AUS）、シルヴァナ・リマ（BRA）、ブリーサ・ヘネシー（HAW）
ヒート4：タイラー・ライト（AUS）、タティアナ・ウエストン-ウェッブ（HAW）、ローラ・エネバー（AUS）
ヒート5：コートニー・コンローグ（USA）、キーリー・アンドリュー（AUS）、ブロンテ・マコーレー（AUS）
ヒート6：レイキー・ピーターソン（USA）、セージ・エリクソン（USA）、ココ・ホー（HAW）
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wct/1976/maui-womens-pro/live
