ジンズン・ハーバー、台東/台湾（2017年11月26日月曜日）ロングボードの世界チャンピオンを決定する、WSLロングボード・チャンピオンシップ・ツアー（LCT）イベント「台湾オープン・ワールド・ロングボード・チャンピオンシップ」は大会２日目。
本日は昨日からの３−４フィートのコンディションで男子のラウンド２がスタート。しかし風が強まりコンディションが悪化したため、４ヒートを残してH８までで本日は終了となった。
まさかのラウンド２を強いられた、２度の世界チャンピオンであるハーレー・イングルビー（AUS）は、トライアル勝者ローリー・マクドナルドと対戦。イングルビーは彼のトレードマークであるテクニカルな妙技を披露。12.93のウイニング・ヒート・トータルを記録してラウンドアップを決めた。
「風はライトハンダーにかなりストロングですが、波は本当に良いです。」と、イングルビーは言った。「ラウンド２を戦うのも悪くはないですよ。海の中に、その分長くいられるから、波も確かめられる。ここはイベントとして素晴らしいロケーションで、最高のハイパフォーマンス・ウェイブです。台湾の人たちはとてもフレンドリーで、本当に美しいコーストラインです。」
昨年のワールド・ロングボード・チャンピオンシップ第２位のスティーブン・ソーヤー（ZAF）は、ラウンド2を強いられた予想外のもう一人のサーファーだった。サウス・アフリカのロング・ポイント・ブレイク出身のソーヤーは、ビッグなオープン・ウインディ・ライトハンダーでも、そのテクニックを披露。
またオージー・デュオのジャック・エントウィッセル（AUS）とジャレッド・ニール（AUS）のヒートが今日の最もエキサイティングなヒートとなった。ヒートを終始リードしていたエントウィッセル。しかしニールが終了間際にソリッド・レフトを見つけ逆転。だが直後にエントウィッセルが再び反撃。14.14のヒート・トータルで勝利を掴んだ。
また、今回日本から出場していた堀井哲は、ラウンド２のヒートでブラジルのロドリゴ・スファイアーと対戦。ヒートはロドリゴ・スファイアーがスタートから8.67のエクセレントをスコア。バックアップも7.50とワンサイドゲームの展開。堀井も最後にセットのレフトでハングファイブからのランドハウス・カットバックで6.50をスコアするも、ここで敗退となった。
明日試合が再開されれば、男子ラウンド２のヒート１１に秋本祥平、女子のラウンド２のヒート６に田岡なつみがクレジット。がんばれ！日本！
Taiwan Open World Longboard Championship Men’s Round 2 Results:
Heat 1: Antoine Delpero (FRA), 12.83 def Chung Hua Cheng (TPE) 6.93
Heat 2: Harley Ingleby (AUS) 12.93 def Rory Macdonald (TPE) 7.37
Heat 3: Cole Robbins (USA) 12.10 def Tung-Ming Chen (TPE) 6.37
Heat 4: Steven Sawyer (ZAF) 11.70 def Anthony Spencer (AUS) 9.00
Heat 5: Rodrigo Spaier (BRA) 16.17 def Satoshi Horii (JPN) 9.10
Heat 6: Ben Skinner (GBR) moves through with Andre Derizans (HAW) retiring injured
Heat 7: Matthew Moir (ZAF) moves through with Duane Desato (HAW) retiring injured
Heat 8: Jack Entwistle (AUS) 14.14 def Jared Neal 13.26
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wlt/2567/taiwan-open-world-longboard-champs
