村上舜、小林桂、和井田理央、関口真央、仲村拓久未、加藤嵐がベスト16進出。WSL台湾オープン2日目

和井田理央 : © WSL / Tom Bennett

金樽漁港(Jinzun Harbor)ジンズン・ハーバー、台東/台湾(2017年11月24日金曜日)WSLアジア最終戦メンズQS1500「台湾オープン・オブ・サーフィン」は大会2日目。昨日同様、サイドオンショアの3−4フィートのコンディションでラウンド2のヒート13からスタート。ラウンド3までが行われベスト16が決定した。

WSLアジアQSランキングのカレントリーダーである、インドネシアの和井田理央(IDN)は、ラウンド3でも素晴らしいフォームを続けた。昨日のプログレッシブ・ディスプレーに続き、本日も素晴らしいレール・ターンで14.67のヒート・トータルで勝利をつかんだ。

 

「僕はいま本当に試合を楽しんでいる感じですね。自分のサーフィンと結果にそれが現れていると思います。」と、和井田は言った。「今日の波は幾らかパワーがあって、パワフルなターンが出来て良かったです。トレーニングなど準備をたくさんしてきたので、それが上手く働いている感じですね。」

 

小林桂  © WSL / Tim Hain
小林桂  © WSL / Tim Hain

またラウンド3では、H1で小林桂、森友二が登場。森友二がスタートからヒートをリードしたが、終盤に逆転されて惜しくも3位敗退。小林桂は2位でラウンドアップを果たした。

村上舜 : © WSL / Tim Hain
村上舜 : © WSL / Tim Hain

H3には昨日イベント最高得点をマークした村上舜と渡辺寛がクレジット。相変わらずのシャープなバックハンドでヒートをリード。後半にリアム・オブライアンに逆転され2位となるも、村上舜はラストウェイブで6.43をスコア。大逆転のトップ通過を果たした。

村上舜
村上舜

 

「今日は少しマッシーで、自分の乗りたい波を見つけるのが難しかったですね。」と、村上は言った。「掴んだ波でも高いスコアを出すのが難しかったので、ヒートを勝ち上がれて嬉しかったです。波はすごく良いので、次のラウンド4が楽しみです。」

 

大橋海人はバックハンドでチャージを見せて6.50をスコアするもバックアップを見つけられず3位。塚本勇太は4位で敗退。

 

田中大貴
田中大貴

田中大貴は、スタートからカービングのコンビネーションで6.33をスコアするも、僅差のクロスヒートの展開となり、ヒート終了間際に逆転されて、ニード4.58ながら惜しくも3位で敗退となった。

 

加藤嵐 : © WSL / Tim Hain
加藤嵐 : © WSL / Tim Hain

 

H6の加藤嵐は、ライトブレイクでエクセレントに近い7.50をスコア。ヒートを終始リードした加藤。しかし 、ミッチ・パーキンソンが終了間際にビッグエアをメイクして9.57のエクレントをスコア。2位となった加藤だったが、最後にバックアップを上げてラウンド4進出を決めた。

 

ミッチ・パーキンソン: © WSL / Tom Bennett
ミッチ・パーキンソンはストロング・クロス・ショア・ウインドを利用して、ビッグエアをメイク。: © WSL / Tom Bennett

H8の仲村拓久未は、本日の2度目のヒート。ファーストウェイブからエアドドロップのビッグリエントリーをメイクし8.57をスコア。バックアップに6.10を揃えて、ヒートスコア14.67でトップ通過。後半にスコアを揃えた関口真央も2位でラウンドアップ。

 

r4
ラウンド4のヒート組

西修司、粟田生、西慶司郎は惜しくもラウンド3で敗退。堀越力、脇田泰地、安室丈、稲葉玲王、野呂海利、辻裕次郎はラウンド2で惜しくも敗退。

 

明日のラウンド4では、 H2 村上舜、H3 関口真央、H4 仲村拓久未、加藤嵐がクレジット。世界を目指し挑戦を続ける彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。さらなる頂を目指せ。がんばれ!日本!

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1973/taiwan-open-of-surfing

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wlt/2567/taiwan-open-world-longboard-champs

 

http://www.taiwanopenofsurfing.org/