和井田理央、大橋海人、安室丈、岡村晃友が1位通過。QS3000「ジープ・インターナショナル海南オープン」

和井田理央 © WSL / Tim Hain

陵水、海南/中国(2017年11月17日金曜日)中国屈指のリゾート地である海南島で開催中のWSLメンズ・クオリファイング・シリーズ(QS)3000イベント「ジープ・インターナショナル海南オープン」は大会2日目。

安室丈 © WSL / Tim Hain
安室丈 © WSL / Tim Hain

 

 

昨日に続きスモール・コンディションでラウンド2が再開。しかしコンディションが悪化し続けたのため、イベント主催者は4ヒートを行った後にコンテストをオンホールド。そのまま本日は試合は中断となり、明朝ラウンド2のヒート5から再開となる。

 

 

野呂海利 © WSL / Tim Hain
野呂海利 © WSL / Tim Hain

 

 

本日のラウンド2からは、トップシードが登場。H1に松下諒大、安室丈、H2に大橋海人、野呂海利、H3にバリから現在のWSLアジアQSランキング1位の和井田理央、H4 西優司、岡村晃友が登場。そんな中で安室丈、大橋海人、和井田理央、岡村晃友が1位通過。

 

野呂海利、 西優司が2位でラウンドアップ。松下諒大は惜しくも3位で敗退となった。

 

大橋海人© WSL / Tim Hain
大橋海人© WSL / Tim Hain

 

大橋海人はオープニングライドで、ソリッドな6.75をスコア。ヒートスコア10.55で1位で勝ち上がった。「僕はホームの茅ヶ崎で毎日このような波でサーフィンしているんです。」と、大橋は言った。

 

このような小さな波が自分の強みでもあるので緊張はしなかったですね。今回の中国は4度目なんですが、美しいビーチで大好きな場所です。波も上がりそうなので、次のヒートが楽しみですね。」

 

リオ © WSL / Tim Hain
リオとブルース © WSL / Tim Hain
© WSL / Tim Hain
© WSL / Tim Hain

 

バリからは現在のWSLアジアQSランキング1位の和井田理央もH3にクレジット。12.10のヒートトータルで1位で勝ち上がり、QSアジア・チャンピオンに一歩近づいた。

 

「勝ち上がれて嬉しいです。あのサイズのスコアは、このようなコンディションではソリッドですね。凄く自信につながりました。アジア地域のチャンピオンになる事が、自分のメインの目標なんです。その目標達成にちょっとだけ近づけた感じがします。コンディションはスローですが、ポジティブな気持ちを維持して、楽しんでやれば、結果はついて来るはずです。」

 

 

明日試合が再開されれば、H5 稲葉玲王、西慶司郎、堀越力、H6 田中大貴、H7 山中海輝、H10 森友ニ、H11 西修司、H13 仲村拓久未、H15 加藤嵐、小林桂、H16 村上舜、都筑百斗がクレジット。

 

今回は最終戦の台湾オープンの前の大事なQS3000イベント。WSLアジア地域のQSチャンピオン争いも激しさを増してくるだろう。

 

世界を目指し挑戦を続ける彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。さらなる頂を目指せ。がんばれ!日本!

 

The 2017 Jeep International Hainan Open runs from November 16 – 19 at the beautiful QingShui Bay in LingShui County.

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/2586/jeep-international-hainan-surfing-open