カノア五十嵐が今季CT2度目のQF進出。ジョン・ジョンもQF進出でタイトル獲得へ一歩前進。MEOリップ・カール・プロ・ポルトガル

QF進出を決めたカノアPHOTO: © WSL / Masurel

Day 3 Highlights – High-Pressure Time at the MEO Rip Curl Pro Portugal 2017

 

SUPERTUBOS、ペニシェ/ポルトガル(2017年10月24日火曜日)ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第10戦「MEOリップ・カール・プロ・ポルトガル」は3~5フィートのコンディションで再開。ラウンド4から5までが終了して、クオーターファイナルを戦うベスト8が決定した。いよいよ明日がファイナルデイとなる見込み。

 

ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)PHOTO: © WSL / Masurel
ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)PHOTO: © WSL / Masurel

 

WSLチャンピオンに君臨する、ディフェンディング・イベント勝者であるジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、緊張したバトルのなかで、コロへ・アンディーノ(USA)とコナー・オリアリー(AUS)とのラウンド4でトップ通過を果たし、2度目のワールド・タイトル獲得へ一歩近づいた。

 

 

そのヒートは、アンディーノがビッグ・エアリアル・マニューバーで2つのソリッド・スコアを揃えて、ジョン・ジョンにプレッシャーを与えた。しかし、ジョン・ジョンは、終了間際に長いクリーン・バレルをメイクして、エクセレントな8.67をスコアして大逆転。コンペティションが再開するときジョン・ジョンは再びクォーターファイナルでアンディーノと対戦する。

 

WSL / Laurent Masurel
WSL / Laurent Masurel

 

「僕は昨年、多くのことを学んで今シーズンを戦っています。いま同じようなポジションいますが、より多くの楽しみを持って波を楽しんでいます。」と、ジョン・ジョンは言った。「去年のナーバスになっていた時よりは、ずっと自分に余裕があって、だから楽しんでいる感じですね。すべての瞬間を吸収することが、とても重要で、ギャラリーのサポートがあるのは素晴らしいことです。楽しんでいますよ。」

 

ジョン・ジョンは、今回の試合で優勝すれば2年連続のワールド・チャンピオンが決定。ジョン・ジョンが第2位でフィニッシュするならば、ガブリエル・メディーナ(BRA)だけは彼がポルトガルで優勝することによって、そのレースをハワイに持ち越せる。またジョン・ジョンが3位以下となっても最終決戦はハワイということになる。

 

 

ガブリエル・メディーナ(BRA)WSL /Damien Poullenot
ガブリエル・メディーナ(BRA)WSL /Damien Poullenot

 

そのガブリエル・メディーナ(BRA)も、ミック・ファニング(AUS)とミゲル・プポ(BRA)とのラウンド4を1位で勝ち上がりクオーターファイナル進出。前回のフランス戦で今季は通優勝で勢いのあるメディーナはエアとカーヴィングのトータル・コントロールされた凄まじいフォームを見せた。メディーナは、クォーターファイナルで3度のワールド・チャンピオン・ファニングと戦う。

 

メディーナとファニングWSL / Damien Poullenot
メディーナとファニングWSL / Damien Poullenot

 

「前のヒートを見ていて、物凄くエキサイトしていました。でも自分のヒートが始まって全然波に乗れなくてヤバかったです。」と、メディーナは思った。「それから僕はあの良いライトを掴んで、自分のファースト・スコアとエアをメイクできたんです。スコアで少し混乱しましたけど、クオーターファイナルに勝ち上がれて嬉しいですね。楽しいですよ。楽しんでやっている時のほうが自然とスコアが出るんです。」

 

ジュリアン・ウィルソン(AUS)は素晴らしいバックハンドのローテーションで、セバスチャン・ジーツ(HAW)とレオナルド・フィオラバンティ(ITA)を下し、クオーターファイナル進出。彼もこの時点で数字的には2017年のワールド・タイトル・レースのコンテンダーである。

 

 

ヒート3では、カノア五十嵐(USA)、フレデリコ・モライス(PRT)、ジョシュ・カー(AUS)の3名が異なるアプローチを見せて、モダン・プロ・サーフィンを象徴する素晴らしい戦いとなった。

 

QF進出を決めたカノアPHOTO: © WSL / Masurel
QF進出を決めたカノアPHOTO: © WSL / Masurel

 

カノア五十嵐は、ロング・テクニカル・バックハンド・バレルをスコアして、彼のベストスコアをマーク、ローカルヒーローのモライスは、バックハンドによる3つのラディカルなパワー・ターンでソリッドな波をチャージ。そして、カーは巨大なアリウープ・ローテーションで9.57というあヒートのハイエスト・シングル・スコアをマークした。

圧倒的なエアを見せるジョシュ・カー WSL / Laurent Masurel
圧倒的なエアを見せるジョシュ・カー WSL / Laurent Masurel

最終的には、ロング・ライトを掴んだカノア五十嵐がビッグ・ターンをメイク。2本のエクセレントを揃えて、1位通過し今季CT2度目のクオーターファイナル進出を決めた。カノア五十嵐(USA)はQFでミゲル・プポ(BRA)と対戦する。

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mct/1961/meo-rip-curl-pro-portugal

 

 

MEOリップ・カール・プロ・ポルトガル・ラウンド4結果:
ヒート1:ジュリアン・ウィルソン(AUS)11.67、セバスチャン・ジーツ(HAW)8.10、レオナルド・フィオラバンティ(ITL)7.77
ヒート2:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)17.00、コロへ・アンディーノ(USA)15.57、コナー・オリアリー(AUS)13.50
ヒート3:カノア五十嵐(USA)16.83、ジョシュ・カー(AUS)15.44、フレデリコ・モライス(PRT)13.60
ヒート4:ガブリエル・メディーナ(BRA)14.47、ミック・ファニング(AUS)12.47、ミゲル・プポ(BRA)5.27

 

MEOリップ・カール・プロ・ポルトガル・ラウンド5結果:
ヒート1:セバスチャン・ジーツ(HAW)12.10 def.コナー・オリアリー(AUS)12.07
ヒート2:コロへ・アンディーノ(USA)16.53 def.レオナルド・フィオラバンティ(ITA)10.83
ヒート3:ミゲル・プポ(BRA)15.50 def.ジョシュ・カー(AUS)10.67
ヒート4:ミック・ファニング(AUS)11.87 def.フレデリコ・モライス(PRT)10.00

 

MEOリップ・カール・プロ・ポルトガル・クォーターファイナル・マッチアップ:
QF 1:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対セバスチャン・ジーツ(HAW)
QF 2:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対コロへ・アンディーノ(USA)
QF 3:カノア五十嵐(USA)対ミゲル・プポ(BRA)
QF 4:ガブリエル・メディーナ(BRA)対ミック・ファニング(AUS)