写真、取材：山本貞彦
JPSAショートボード第8戦となる最終戦の「ブルーエコシステム presents 仙台プロ」が宮城県仙台新港で10月19日（木）から22日（日）まで開催。
本日はプロトライアルからスタート。男子はプロトライル３ラウンド、女子はプロトライル２ラウンドとプロ本戦のラウンド１までが終了した。
前回の千葉で、最終戦を待たずに男女ともグランドチャンピオンが決定し、ひと段落のJPSAショートボード・サーキット。しかし今大会は震災後、仙台新港では初開催となる日本プロサーフィン連盟のコンテスト。
この仙台新港は思い入れが強いサーファーが多く、そのクオリティの高い波を噛み締めながら、再び仙台新港でサーフィン出来る喜びを噛み締めてサーフィンする選手も多い。
会場の波は朝はコシハラ、上げに向かい肩までアップ。ワイドだが、うまく選べば2発は入れられる。しかし、満潮になると波が張らない。午後は波の選択で勝敗がほぼ決まった。
田岡なつみ
今年、挑戦し続けて、最終戦で念願のショートボードの公認プロ資格を獲得。アクエリアスのCM「挑。」の有言実行！ロングボードの選手がショートボードに挑戦してプロ資格を獲得は初の快挙！おめでとう！
野中美波
「寒いよー」とつぶやきながらの今日のトータルハイエスト。男子が苦労する中、きっちり決めて、6.00、7.75でトータル13.75ポイント。サスガです。
野呂玲花
風邪気味ながら、積極的に攻めた。試合は別。世界を回って学んだこと。どんな体調でも自分の演技ができるようにすること。これが強さになる。
脇田紗良
伊勢のジュニアの大会でWJCの代表権を獲得。すぐに移動して、仙台へ。父と母のサポートの中、試合をこなしながらの日々精進。きついけど、学べることは多々。ガンバです。
熊谷航
地元仙台ローカルとしてのプライド。大声援でプレッシャーもあっただろうけど、確実にラウンドアップ。明日へ繋いだ。
ビラボンコーチの和也（佐藤）とカラーズマガジンのヨゲ（吉田憲右）。試合が終了で、早速パドルアウト。
仙台新港。波のブレイクは一級品。久しぶりにJPSA大会が開催されて感動です。奥にコンテナとクレーンがある風景が新港らしい。
震災、台風の影響で、浜は半減。ビーチへのエントリーも仮設階段とまだ復旧には時間がかかるとのこと。それでもこのポイントを愛して止まない人が多数。
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