QS3000「シャルガオ・クラウド9サーフィン・カップ」ベスト16決定。森友二ラウンドアップならず。

ベスト16に勝ち上がったメキシコのジョニー・コルゾー

 

クラウド9、シャルガオ/フィリピン(2017年9月26日火曜日)WSL-QS3000「シャルガオ・クラウド9サーフィン・カップ2017」は大会3日目。前日からサイズダウンして2-3フィートのコンディションでラウンド3のヒート13から、ラウンド4の8ヒートが終了。ベスト16が決定した。

 

ラオニ・モンテイロ Credit: © WSL / Tom Bennett
ラオニ・モンテイロ Credit: © WSL / Tom Bennett

 

今回好調で何本もバレルをメイクしてラウンド4へ勝ち上がった森友二はスキップ・マッカロー、ラオニ・モンテイロ、ニック・キャリスターという今回のイベントで高得点をマークする強豪と対戦。

 

バレルを見つけるのが難しいコンディションのなかで、森友二はスタートから6.17をスコア。幸先の良いスタートを切る。ブラジリアンのモンテイロはバレルを見つけ出して7.50をスコア。ヒートをリードする。

 

ヒート後半までバックアップを見つけられない森は4位を強いられ、ニード2.57だが残り時間10分を切った。セットを待ち続ける森。1位のモンテイロはコンボ。2位のキャリスターはジリジリと差を広げていく。

 

残り時間5分を切って、セットの波にチャージした森は、ワンターンで3.30をスコアし3位に浮上。さらにインサイドで4.63をスコアして2位に浮上するも、ラストウェイブで再びキャリスターに逆転され、惜しくも3位で敗退となった。

 

ローカル・スターのジョン・マーク・トコン(PHL)ベスト16進出
ローカル・スターのジョン・マーク・トコン(PHL)ベスト16進出Credit:(C) WSL / Tom Bennett

 

 

その他、ラウンド3の太田拓杜、西修司、松下諒大は4位敗退。ラウンド4では、H4の和井田理央とH5の小林桂もヒート残り5分まで2位だったが最後の最後に逆転されて、喜納海人とともに敗退となった。

 

本日H13にクレジットされていた加藤嵐。種子島から仲村拓久未とともにフィリピンに向けて飛行機に飛び乗ったものの、マニラ行きの国際線が遅延して、国内線に乗り継げずに出場を断念したようだ。かなり綱渡り的な日程だったとは言え残念な結果となってしまった。

 

このイベントは、オフィシャルサイトでライブ中継あり。日本と現地の時差は1時間。世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1946/siargao-cloud-9-surfing-cup