大原洋人がトップ通過、カノア五十嵐も2位でラウンド5進出。VANS USオープン大会5日目

 

ハンティントン・ビーチ、カリフォルニア/USA(2017年8月4日金曜日)カリフォルニアのハンティントン・ ビーチで開催中の「VANS USオープン・オブ・サーフィン」は大会5日目。

 

 

本日は現地時間午前7時30分から、メンズQSラウンド3の4ヒート(H9-12)が終了後、メンズQSラウンド4のH1からH8までが行われた。

 

大原洋人
大原洋人

 

メンズQSのラウンド4では、ヒート1でカノア五十嵐と大原洋人が、ジェレミー・フローレスと3人ヒート対決。一昨年、USオープンのセミファイナルでマンオンマン対決を行ったカノアとヒロト。その時は大原洋人に軍配が上がった。果たして今回はどんな戦いを見せてくれるのか注目のヒートとなった。

 

カノア五十嵐
カノア五十嵐

 

ヒートは、大原洋人が2つのビッグターンからインサイドのクローズセクションまで繋いで6.57をスコアしてスタート。フローレスもそれに対抗して力強いサーフィンで6.60をスコアする。大原はセカンド・ウェイブでも5.63をスコアしてヒート前半をリード。

 

大原洋人
大原洋人

 

好調なサーフィンを見せる大原洋人は更にライト方向にフォアハンドのビッグターンをメイク。そこまでのヒートベストとなる7.23をスコア。ヒートスコア13.80で完全にヒートを支配する。カノア五十嵐も僅差ながら5.50、6.33をスコアして2位で後半戦へ。

 

大原洋人 PHOTO: © WSL/ Morris
大原洋人 PHOTO: © WSL/ Morris

 

優先権を持ちバックアップを探すフローレスの前に波は来ず。圧倒的なサーフィンを見せた大原洋人がトップでラウンド5進出。カノア五十嵐もフローレスの追い上げを振り切り2位でラウンドアップを決めた。

 

カノア五十嵐 PHOTO: © WSL/ Morris
カノア五十嵐 PHOTO: © WSL/ Morris

 

明日、大原洋人はラウンド5のヒート1でリカルド・クリスティとマンオンマン対決。カノア五十嵐は、ヒート2でステュー・ケネディと対決。

 

本日はウイメンズのプロジュニアがスタート。ラウンド1のH3に川合美乃里が登場。見事位1位通過を果たしてクオーターファイナル進出。

 

トップシードが登場するQFのH3で昨年のジュニア勝者であるキャロライン・マークス(USA)、ブリーサ・ヘネシー(HAW)、ベサニー・ゼラスコ(USA)といった強豪と対戦した川合美乃里。6.27というスコアを持ちながらバックアップを見つけられず惜しくもここで敗退となった。

 

 

明日はメンズQSラウンド5 (H1-8) 終了後、男女ジュニアがセミファイナル、ファイナルまで行われる予定。世界を目指す、彼等の活躍を期待しエールを送りたい。頑張れ!日本!

 

 

http://www.vansusopenofsurfing.com/2017-surf

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1912/vans-us-open-of-surfing

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wct/1913/vans-us-open-of-surfing

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wjun/1911/vans-us-open-of-surfing

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mjun/1909/vans-us-open-of-surfing-mens-jr