カノア五十嵐、大原洋人がラウンド4進出。ウイメンズCTはベスト4が決定。VANS USオープン大会4日

1位で勝ち上がりヒーローインタビューに応えるカノア五十嵐

 

ハンティントン・ビーチ、カリフォルニア/USA(2017年8月3日木曜日)カリフォルニアのハンティントン・ ビーチで開催中の「VANS USオープン・オブ・サーフィン」は大会4日目。

 

本日は現地時間午前7時30分から、メンズQSラウンド2のH23 と24。その後にウイメンズCTのクォーターファイナルが行われ、昨年の優勝者であるタティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)、ココ・ホー(HAW)、セージ・エリクソン(USA)、コートニー・コンローグ(USA)という4名がセミファイナル進出。

 

カノア五十嵐 PHOTO: © WSL/ Morris
カノア五十嵐 PHOTO: © WSL/ Morris

 

ウイメンズCTのクオーターファイナル終了後に行われたメンズQSのラウンド3では、ヒート1でカノア五十嵐が、コロへ・アンディーノ、イーサン・ユーイング、リカルド・クリスティと対戦。

 

カノア五十嵐
カノア五十嵐

 

ヒートは、アンディーノが好調なサーフィンでヒートをリード。カノアは5ポイントを2本揃えて2位につける。4位だったリカルド・クリスティが後半チャージを見せて一気にトップへ。

 

3位に追い込まれたカノアだったが、波を知り尽くしたウェイブセレクションでグッドレフトをゲット。6.37をスコアして大逆転で1位へ。そのままトップでラウンドアップを決めた。

 

 

安定したサーフィンを見せる大原洋人
安定したサーフィンを見せる大原洋人

 

大原洋人は、ヒート2でジョアン・ドゥルー、アレホ・ムニーツ、ライアン・カリナンと対戦。大原洋人は優先権を持って、じっくり波を待つ作戦。スピーディかつスムースなサーフィンを見せる大原。2つのビッグターンで4.60をスコア。

 

 

大原洋人 PHOTO: © WSL/ Morris
大原洋人 PHOTO: © WSL/ Morris

 

続けてバックハンドのビッグリエントリーを決めた大原は5.83をスコア。アレホ・ムニーツに次いで2位で後半戦へ。更に優先権を使ってグッドレフトを再び掴んだ大原は6.00をスコア。3位のライアン・カリナンの追い上げを振り切って、2位でラウンドアップを決めた。

 

 PHOTO: © WSL / Rowland
PHOTO: © WSL / Rowland

 

明日予定のメンズQSのラウンド4では、ヒート1ではカノア五十嵐と大原洋人が、ジェレミー・フローレスと3人ヒート対決となる。一昨年のUSオープンではセミファイナルのマンオンマンで一騎打ちとなったカノアとヒロト。その時は大原洋人に軍配が上がった。果たして今回はどんな戦いを見せてくれるのか。

 

また本日はジュニア・メンズのクォーターファイナルH2に西優司が登場。リーフ・ヘーゼルウッド(AUS)、ジョン・メル(USA)、ルーク・ゴードン(USA)と対戦した西優司。

 

ヒート後半に6.70を持っていながら3位を強いられていた西はバックアップを探していた。そして、5.73をスコアして逆転に成功。しかし、ジョン・メルが再び反撃して再び3位となった西はここで惜しくも敗退となった。

 

明日はウイメンズのプロジュニアがスタート。ラウンド1のH3に川合美乃里が登場する。

 

世界を目指す、彼等の活躍を期待しエールを送りたい。頑張れ!日本!

 

明日のスケジュールはメンズQSラウンド3(H9-12)、メンズQSラウンド4(H1-8)、ウイメンズのプロジュニアのラウンド1(H1-4)、クオーターファイナル(H1-4)の予定。

 

 

 

 

http://www.vansusopenofsurfing.com/2017-surf

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