【訃報】サーフ・ウエットスーツの世界的パイオニアであるジャック・オニールが死去。94歳

 

サーフィン界はまた一人、偉大なレジェンドを失った。ウェットスーツのパイオニアであるジャック・オニールは、2017年6月2日、サンタクルーズの海辺の自宅で、家族や友人たちに見守れながら静かに永眠した。94歳だった。

 

 

彼は1952年に最初のウエットスーツを開発後、世界初のサーフショップを開店。冷たい海水で長くサーフィンするためにネオプレン・ウェットスーツ開発し普及させた、ウエットスーツの父と呼ばれる存在。オニールの歴史はウェットスーツの歴史といっても過言ではない。現代のウエットスーツの礎を築いた彼の功績は永遠に語り継がれるであろう。

 

Rest in Peace…

彼のご冥福をお祈り致します。

 

 

ジャック・オニール氏は、1952年、カリフォルニアのサンタクルーズにおいて、冷たい水温の中で、少しでも長くサーフィンをしたいという思いから、海軍の潜水服からヒントを得て、世界で初めてウエットスーツを開発した。

 

最初のウエットスーツを開発後、工業用の断熱素材として使用されていたネオプレン素材を使い、現代では誰もが身に付けているサーフィン用のウエットスーツを世界で初めて開発したのだった。

 

その後、ジャック・オニール氏の名前と彼の開発したウエットスーツは瞬く間にカリフォルニア全土に広がり、今やインターナショナルブランドとして全世界で販売されるようになった。