RIP John Severson: 1933-2017

 

世界初のサーフィン専門誌「SURFER」を創刊したサーフメディアのオーソリティーとして知られる、サーフィン界のパイオニアであるジョン・セバーソン氏が先週金曜日５月２６日の夕方に永眠された。８３歳だった。

 

1933年12月、ロサンゼルスに生まれたセバソーンは、家族でサンクレメンテへ引っ越したことをきっかけに13歳でサーフィンを始め、その虜になった。「父が仕事を辞めて、サンクレメンテへ移った。それは自分の人生で最も素晴らしい引越だった」と彼は生前のインタビューで応えた。

 

 

60年代、フォトグラファーやアーティストとしての顔も持ち合わせたセバソーンは、ブルース・ブラウン、バド・ブラウン、グレッグ・ノールらとともにサーフィン界初のフィルムメーカーとして、「サーフ・サファリ」「サーフ・フィーバー」「ビッグ・ウェンズデー」といった数々の名作を世のサーファー達に送り届けた。

 

 

1972年に、セバーソンは雑誌の版権などの全てを売り払い、マウイ島に移住。アートとフォトグラフィに再び没頭した。1993年にはサーフィン殿堂入り、1997年はウォーターマン・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。

 

「ジョン・セヴァーソンが現れるまで、サーフメディア、サーフィン業界、サーフィンカルチャーは存在しなかった。」と、サム・ジョージが言った。彼の残したレガシーは、永遠に生き続けるだろう。

Rest in Peace…

彼のご冥福をお祈り致します。