大橋海人が3回戦進出。稲葉玲王、野呂海利もラウンドアップ。QS3000「Pro Santa Cruz pres. by Oakley 」

ヒーローインタビューを受ける大橋海人

現地時間2017年4月26日水曜日、ポルトガルのサンタ・クルスにおいてWSL-QS3000「Pro Santa Cruz pres. by Oakley 」がスタートした。

 

昨日はコンディション不良でレイデーとなり、本日は強いオンショアながらサイズアップ。しかしトリッキーなコンディションとなり、ラウンド1からラウンド2のヒート8までが終了した。

 

稲葉玲王 WSL / Poullenot/Aquashot
稲葉玲王 WSL / Poullenot/Aquashot

 

本日の最高点をたたき出したのはアメリカのイーサン・オズボーン。彼はバックハンドのエアリバースをメイクして9.17をスコア。さらに6.83でバックアップして、ヒートトータル16.00をたたき出した。

 

大橋海人、稲葉玲王、野呂海利がラウンドアップ。

稲葉玲王 WSL / Poullenot/Aquashot
稲葉玲王 WSL / Poullenot/Aquashot

 

日本のトップサーファー達も多数参加する今回のイベントでは、ラウンド1から、H13に稲葉玲王、H16に野呂海利が登場。

 

 

1位で勝ち上がった稲葉玲王
1位で勝ち上がった稲葉玲王

稲葉玲王は、ファーストライドからフォアハンドのパワーカーヴィングでエクセレントの8.17 をスコア。バックアップも5.53 をスコアして、ヒートスコア13.70をマークして1位で勝ち上がった。野呂海利はバックハンドでチャージを見せ2位でラウンドアップ。

 

1位でラウンド3へ勝ち上がった大橋海人
1位でラウンド3へ勝ち上がった大橋海人

 

ラウンド2からはH2に大橋海人が登場。スタートからアベレージスコアからグッドスコアをマークして、快調な滑り出しを見せた大橋海人。しかし、CTサーファーのジョアン・ドゥルーとマーロン・リプキといった、強力なヨーロピアン・サーファーふたりがチャージ。3位を強いられる大橋。

 

後半に入りブローテールリバースで2本の6ポイントをスコアし2位に浮上する大橋。後半に入り調子を上げる大橋は、シーソーゲームの末、ラストウェイブのパワフルな2ターンでエクセレントの8.33をスコア。大逆転の1位でラウンドアップを決めた。H4の森友二は惜しくも3位で敗退となった。

 

ヒーローインタビューを受ける大橋海人
ヒーローインタビューを受ける大橋海人

 

「あのピークが少しパワフルで、良い2つのターン・セクションがあると思ったんです。」と、カイトは言った。

 

「僕はただ、このヒートを楽しみたいと思いました。ジョーンとマーロンは素晴らしいサーファーですから、彼らに対してサーフィンを楽しまなければならないと思ったんです。それが上手く行ったみたいですね。ヨーロッパは好きです。このイベントは日本で行われるQS6,000に向けた最高のトレーニングになると思います。」

 

ラウンド2へ勝ち上がった稲葉玲王はH13に、野呂海利はH15。ラウンド3から出場の大原洋人はH1に、H2にラウンドアップを決めた大橋海人、H8にカノア五十嵐、H15に新井洋人が登場する。

 

ネクストコールは、現地時間7時、日本時間15時。

 

世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1899/pro-santa-cruz-2017