トービー・モソップが満点。安室丈がトップ通過、松下、田辺もR3進出。コムネ・バリ・プロ大会2日目

トービー・モソップ(AUS)Credit:(C) WSL / Tim Hain

 

クラマス、バリ/インドネシア(2017年4月24日月曜日)バリ島クラマスでスタートしたWSLアジア第2戦であるQS1000「コムネ・バリ・プロ  pres. by The Mad Hueys 」は大会2日目。予想通りに6フィートまでサイズアップしたクラマスでラウンド2が終了。

 

マイキー・ライトもラウンド3進出
マイキー・ライトもラウンド3進出

 

バレルを形成するエピック・コンディションとなった大会2日目において、ゴールド・コースト出身のトービー・モソップは、ソリッド・ウェイブのバレルにプルイン。深いポジショニングで、メイクは不可能かと思われるほどの奥からチューブをメイク。そのライドにジャッジはパーフェクト10を与えた。

 

「ビッグセットが入って来るのが見えて、僕は良い感じのスポットにいたので、ゴーフォーイットしました。」と、モソップは言った。「10をゲットすることは、これまでで最高のフィーリングです。満点は自分の人生で初めてだったので、あの波は生涯忘れないと思います。

 

 

ディディ・スリアナ(IND)
ディディ・スリアナ(IND)
ネイサン・ウェブスター(AUS)
ネイサン・ウェブスター(AUS)

 

クリーンで夢のようなチューブ・ライドで8.50をスコアした、元CTサーファーであるネイサン・ウェブスター(AUS)とディディ・スリアナ(IND)は、ラウンド2をラウンドアップした。

 

「あのヒートはタフでしたね。初めはとてもスローだった」と、スリアナは言った。「ネイサンは、あのバレルの スポットに居て本当にラッキーだった。僕はあの波が本当に欲しかった。このイベントが大好きです。数年前には優勝しているので、また優勝したいと思っています。」

 

ミッチ・パーキンソン(AUS)
ミッチ・パーキンソン(AUS)

 

非常に高いアリウープで9.75というエクセレントをスコアしたミッチ・パーキンソン(AUS)は、1位でラウンドアップ。「僕はこのセクションがあるのを見て、ビッグなターン考えていたんです。でも考えを変えてエアを選んだんです。」と、パーキンソンは言った。

 

1位で勝ち上がった安室丈 Credit: (C) WSL / Tim Hain
1位で勝ち上がった安室丈 Credit:(C) WSL / Tim Hain

 

また今回のイベントには、スマトラの試合から連続で出場する選手、JPSAの開幕戦からバリに残っていた選手など、日本人サーファーが多数出場。本日のラウンド2では、安室丈と和井田理央が1位で、松下諒大、田辺楠磨が2位でラウンドアップ。

 

和井田理央
和井田理央 Credit:(C) WSL / Tim Hain

 

明日のラウンド3にはH2 脇田泰地、H5 山中海輝、H7 西慶司郎、H9 牧野大智、H10 安室丈、H12 松下諒大、H13 都筑百斗、田辺楠磨、H14 堀越力、H16 中塩裕貴が登場。

 

ラウンド3からはトップ・シードが登場で、世界チャンピオンのエイドリアーノ・デ・スーザ、CTサーファーのセバスチャン・ジーツ、二度のKomuneバリ・プロ・チャンピオンであるタジ・バロウ、ライ・クレイクなどビッグネームが顔を揃える。

 

世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1841/komune-bali-pro