サリー・フィッツギボンズ、マーガレット・リヴァー・プロ優勝。ギルモアとフィッツギボンズがランク首位に

優勝したサリー・フィッツギボンズ PHOTO: © WSL /Cestari

 

マーガレット・リヴァー、ウェスタンオーストラリア/AUS(2017年4月8日土曜日)サリー・フィッツギボンズ(AUS)は今日、ファイナルで2016WSLチャンピオンのタイラー・ライト(AUS)を下し、ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロで優勝した。

 

ウイメンズのファイナルデイは、3−5フィートのメインブレイクでスタート。セミファイナルまで勝ち上がった4名の選手が激しい戦いを繰り広げた。

 

優勝トロフィーを掲げるサリー PHOTO: © WSL / Sloane
優勝トロフィーを掲げるサリー PHOTO: © WSL / Sloane

 

ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第2戦である「ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ」。サリーにとってマーガレット・リヴァーで初優勝。そして、彼女10回目のCT勝利となった。

 

今回の優勝で、フィッツギボンズはジープ・リーダーボード上で、6度のWSLチャンピオンであるステファニー・ギルモア(AUS)と同率首位となった。

 

イベントを通して高得点を出したサリー  PHOTO: © WSL /Cestari
イベントを通して高得点を出したサリー  PHOTO: © WSL /Cestari

 

「優勝トロフィーを手にすることができて本当に嬉しく思います。チャンピオンであると自分の名前が大きな声でコールされたとき、自分がこのツアーの一員であるということを感じ、穏やかな気持ちになりました。

 

ウエスタン・オーストラリアでの信じ難い2週間でした。そして、それを勝利で仕上げることが出来たことは、ベスト・フィーリングです。マーガレット・リヴァー本当に大好きなんです。親友と本当にリラックスして過ごせる場所で、そんなところで行われたイベントで優勝できたことは本当に特別な思いです。」

 

ファイナルは、フィッツギボンズとライトによる熱いオール・オーストラリア・バトルとなった。フィッツギボンズは、オープニング・ライドで威圧するかのうように7.83というスコアでファイナルをキックオフ。ライトも反撃したが思うようにスコアが伸びなかった。一方でフィッツギボンズはさらに7.07でリードを広げ、勝利を掴んだ

 

惜しくも2位となったタイラー・ライト  PHOTO: © WSL / Dunbar
惜しくも2位となったタイラー・ライト  PHOTO: © WSL / Dunbar

 

「ジェロアの街は小さいのですが、今日のタイラー[ライト]と私のファイナルが、それを象徴するかのようでしたね。そして、本当にクールです。」と、フィッツギボンズは続けた。「同率でランキングでトップになることは、自分にとって特別なフィーリングです。シーズンは長いので、集中をキープし、自分のゴールへ向かって、トップ・スポットをキープして行きたいです。」

 

昨年のイベント勝者であったライトは、今年も勢いがあり、イベントのハイエスト・ヒート・トータルを記録していた。そのイベントを通してライトの集中力と気合の入り方は凄かった。

 

サリーとタイラーは子供の頃からの親友。PHOTO: © WSL / Sloane
サリーとタイラーは子供の頃からの親友。PHOTO: © WSL / Sloane

 

「自分のサーフィンには満足でした。」」と、ライトは言った。「でも波ですね。最後の方はちょっとトリッキーだった。自分としてはクリーンなラインをゲットできませんでした。でも、サリー[フィッツギボンズ]の優勝は本当に嬉しいです。

 

私は9才の時からサリーを知っていて、いまは同じ町に住んでいるんです。私たちは同じサウス・コーストの出身なんです。二人でファイナルを戦えて本当に最高でした。」

 

明日はメンズのファイナルデイとなる予想。

現地時間と日本の時差は1時間。イベント主催者は、現地時間で午前6時30分にコンディションを評価して、ファーストコールする。

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mct/1809/drug-aware-margaret-river-pro

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wct/1808/drug-aware-margaret-river-pro

 

 

ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・ウイメンズのファイナル結果:
優勝:サリー・フィッツギボンズ(AUS)14.90
2位:タイラー・ライト(AUS)12.53

 

ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・ウイメンズ・セミファイナル結果:
SF 1:タイラー・ライト(AUS)16.00 def.セージ・エリクソン(USA)12.17
SF 2:サリー・フィッツギボンズ(AUS)11.43 def.ステファニー・ギルモア(AUS)10.93

 

2017WSLウイメンズ、ジープ・リーダーボード(ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ後):
1-ステファニー・ギルモア(AUS)16,500pt
1-サリー・フィッツギボンズ(AUS)16,500pt
3-タイラー・ライト(AUS)13,200pt
4-カリッサ・ムーア(HAW)10,400pt
4-ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)10,400pt

 

ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・メンズ・クォーターファイナル・マッチアップ:
QF 1:オーウェン・ライト(AUS)対ジャック・フリーストーン(AUS)
QF 2:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対ミシェル・ボレーズ(PYF)
QF 3:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対フィリーペ・トリード(BRA)
QF 4:コロへアンディーノ(USA)対ジョディ・スミス(ZAF)