大原洋人と西元エミリーがベスト8の準々決勝進出。Komunityプロジェクト・セントラル・コースト・プロ

大原洋人 © WSL / Ethan Smith

アボカ、セントラル・コーストNSW/AUS(2017年3月11日土曜日)WSLメンズ&ウイメンズQS1000「Komunityプロジェクト・セントラル・コースト・プロ  pres. by Rockstar」は大会4日目。

 

昨日よりサイズダウンしたコンディションで、女子のラウンド2、3。男子のラウンド5、6が完了し、男女共ベスト8が決定した。

 

ジャクソン・ベイカー © WSL /  Ethan Smith
2本の9ポイントをスコアしたジャクソン・ベイカー © WSL / Ethan Smith

 

前回のマンリーに続き、今回のアボカでも絶好調の大原洋人は、ラウンド5のヒート4でサクソン・ラムスデンAUS、ノミ・ミニョFRA、クリス・ザーフィスAUSと対戦。

 

大原はファーストライドからエクセレントの8.5をスコアして、素晴らしいスタートダッシュを見せる。フランスのノミ・ミニョもバックハンドで2本のエクセレントをスコアしてヒートを完全にコントロール。癖のある波でスコアリング・ウェイブを探し続ける大原洋人。

 

そして、ワンライドのみの大原はヒート終了間際まで4位を強いられていた。しかし残り時間3分を切り、辛抱強く波を待ち続けた大原がセットにテイクオフ。パワフルなビッグリエントリーをメイクし7.60をスコア。4位から2位のポジションへアップし、終了間際の大逆転でR6へ勝ち上がった。

 

 

大原洋人 © WSL /  Ethan Smith
大原洋人 © WSL / Ethan Smith

 

 

続いて行われたラウンド6では、ヒート1でジャクソン・ベイカー、ジェイク・シャープ、ライリー・レインというオージー・サーファーと対戦した大原洋人。ヒート開始直後にベイカーがパワフルな フォアハンドで9.80をスコア。ヒートを完全にリードする。大原洋人もベイカーに対し8.60をスコア。激しいデッドヒートとなる。

 

続けて8.25をスコアした大原はヒートスコア16.60とし、前半をトップで折り返す。そして、立て続けにエクセレントをスコアする大原が完全にヒートをコントロール。しかし、ベイカーが残り10分を切って、2本目のエクセレント9.90をスコアしてトップへ。コンビネーションとなった大原だったが、見事2位でクオーターファイナル進出を決めた。

 

 

ラウンド2でホリー・ウォンに次いで2位で勝ち上がった西元エミリーは、ラウンド3のヒート2でヒート終了間際まで3位を強いられていた。しかし西元エミリーは残り時間3分を切って、バックハンドで4.10をスコア。ディミティ・ストイルらを抑えて、見事1位でラウンドアップを決めた。

 

女子ラウンド2のH1で、西元エミリーらと戦った高橋みなと、H3の庵原美穂はここで敗退となった。

 

明日はいよいよファイナルデイ。男子のクオーターファイナルでは、ヒート2で大原洋人がフランスのノミ・ミニョと対戦。女子のクオーターファイナルでは、ヒート2で西元エミリーがオーストラリアのホリー・ウォンと対戦する。

 

世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!

 

 

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1791/komunity-project-central-coast-pro/live

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wqs/1792/komunity-project-central-coast-pro/live