ミック・ファニング、WSLチャンピオンシップ・ツアーへフルタイムのコンペティション復帰を発表。

フルタイムCTツアー復帰を決めたファニング PHOTO: © WSL / Cestari

 

クーランガッタ、クイーンズランド/AUS(2017年3月7日火曜日)3xワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンのミック・ファニング(AUS)は今日、WSLチャンピオンシップ・ツアーへのフルタイムのコンペティション復帰を発表した 。

 

ミック・ファニング Credit: © WSL / Cestari
ミック・ファニング Credit: © WSL / Cestari

 

「僕は、フルタイムでコンペティションにカムバックし、今シーズンのツアーを回ることを決めました。」と、ファニングは言った。「2016年のオフでいくぶん解凍されました。再びゼッケンを着ることにエキサイトしています。」

 

Mick Fanning at the JBay Open in South Africa.PHOTO: © WSL / Kirstin
Mick Fanning at the JBay Open in South Africa.PHOTO: © WSL / Kirstin

 

ファニングは2015年、Jベイのシャーク・アタック、兄ピーターの死、タイトルレースの僅差での敗北など数々の悲劇を経験し、翌年の2016年フルタイムのコンペティションから距離をおいた。

 

「2015年はタフな一年でした」と、ファニングは言った。「カメラの前や、自分の私生活でも多くのことが起こりました。シーズンが終わるころには疲れ切っていましたね。幸いにも自分はツアーから離れ、自分のために時間を使うことが許された。幾つかのイベントに出場して、今年もCTに出場出きるポジションをキープできて良かったです。ビード(ダービッジ)やオーウェン(ライト)のワイルドカードを使いたくなっかたし。今年は18番のシード、自分にとっては変化のあるシーズンになる。」

 

今年もJベイでファニングのサーフィンが見れるPHOTO: © WSL / Cestari
今年もJベイでファニングのサーフィンが見れるPHOTO: © WSL / Cestari

 

ファニングにとって2017年のツアー復帰の決意は、悩み抜いた上での結論だった。

 

「2017年のシーズン開幕が迫って、ツアーに参加する自分のモチベーションを確かめられなかった。」と、ファニングは言った。「しかし、他のみんなのように、僕も今年のサーファーのラインナップについてはスーパーエキサイトしている。その顔触れは過去最高のトップ34なのかもしれない。タイトルレースも、これまでにないほど最高にビッグなサーファーたちで争われるだろう。僕はそのレースに参加したいと思う。」

 

CTイベントで22勝し、3つのWSLタイトルを獲得するなど、ファニングはかつてないほどサーフィンを優美に表現してきた最も洗練されたサーファーの一人である。そんな超高速なナチュラル・フッターの彼だが、まだ達成しなければならないことがあると感じている。

 

「自分にとって重要なことは、自分のサーフィンを進化し続けること。そして、ツアーはそれを達成するために、今まで以上にベストな場所であると確信している。」と、ファニングは言った。「近年、僕は コンペティション・フォーカスと楽しむということの間で、良い釣合いを見いだすことができた。コンテストに今年スイッチを入れられることは、自分にとっての鍵となるだろう。僕は、それが問題であるとは思わない 。本気でやらないことは自分の本質にはないんです。 勝利するために、いまやれる全てにコミットする。」

 

世界最高峰のサーファーたちによる、2017年のWSLチャンピオンシップ・ツアー・シーズンは、2017年3月14日 、オーストラリアのクイックシルバー&ロキシー・プロ・ゴールド・コーストでキックオフする。

 

 

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