サンセット・プロジュニアでバロン・マミヤとゾーイ・マクドゥーガルのハワイアン・ペアが優勝

優勝したバロン・マミヤ(HAW)とゾーイ・マクドゥーガル(HAW)WSL / Freesurf/Heff

 

ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ジュニア・クオリファイング・シリーズ(JQS)1,000「サンセット・プロジュニア」が終了。ハワイアン・ペアのバロン・マミヤとゾーイ・マクドゥーガルが優勝した。

 

今回のイベントは、マミヤにとってプロ・コンペティション初優勝。2016年にサウス・アフリカで行われたビラボン・ジュニア・シリーズで優勝経験のあるマクドゥーガルはハワイアン・ウェイブでは初。

 

優勝したバロン・マミヤ . - WSL / Freesurf/Heff
優勝したバロン・マミヤ . – WSL / Freesurf/Heff

 

16才のマミヤはビッグ・サンセットで見事な勝利をつかんだ。彼は、クォーターファイナルの8.0をはじめ、ファイナルでは8.50と8.35を2本をスコア。イベントを通し、複数のエクセレント・スコアをマークした。

 

フィン・マギル  - WSL / Freesurf/Heff
フィン・マギル  – WSL / Freesurf/Heff

 

マミヤは、ファイナルではサンセットのローカルであるフィン・マギルをはじめ、タヒチアンのカウイ・ヴァストとコーディ・ヤングと対戦。ヒートで最も大きい波にドロップしてマニューバーを描いた。

 

25分のヒートはカウイ・ヴァストが前半をリード。しかしマミヤがすぐに反撃しエクセレントで逆転。サンセット・スペシャリストのマギルは、オフザトップのビッグスラッシュで交戦するも、絶えずシフトするラインナップに思ったようなポジションをキープできず苦しんだ。

 

しかし、後半にマッシブ・ドロップと複数のパワー・ターンでファイナルとジュニア・プロ・イベントのハイエスト・スコア9.10を叩き出したマギル。しかし終了間際にマミヤが、バックアップ・ライドを見つけ2本目のエクセレント8.35 をスコア。大逆転で勝利をつかんだ。

 

 

今回のプロジュニアには、日本から安室丈、松永大輝。カリフォルニア在住の渡辺太朗が出場。ラウンド1を1位で勝ち上がった安室丈は、クオーターまで勝ち上がるも惜しくも4位敗退。13位でフィニッシュとなった。

 

QSイベント「サンセット・オープン」は、ラウンド2のヒート11までが終了した時点でウエイティング状態。ラウンド2を見事1位でラウンドアップした田中英義はラウンド3でH8に登場。ラウンド3から登場の稲葉玲王はH10に、大橋海人はH15に。喜納海人もH7に登場する。

 

Men’s Final
1st – Barron Mamiya, 1000 points
2nd –  Finn McGill, 750 points
3rd – Kauli Vaast (PYF), 560 points
4th – Cody Young, 525 points

Women’s Final
1st – Zoe McDougall, 1,000 points
2nd – Brisa Hennessy, 750 points
3rd – Summer Ivy, 560 points
4th – Gabriela Bryan, 525 points

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1765/sunset-open/live