五輪史上初のサーフィン競技の会場として、千葉県一宮市釣ヶ崎海岸がIOC理事会にて正式決定。

 

日本時間2016年12月8日未明、スイスのローザンヌで開催されたIOC理事会にて、今年8月に採用が決まった5つの追加種目の競技会場が決定。サーフィンは千葉県一宮町の「釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)」を会場にすることが承認された。

 

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釣ヶ崎海岸サーフィン会場(千葉県長生郡一宮町)

 

これを受けて、12月8日の早朝から会場となる「釣ヶ崎海岸」には、一宮町の馬淵昌也町長をはじめ、一宮町サーフィン業組合の鵜沢清永組合長、日本サーフィン連盟千葉東支部の大海 英一支部長など多くの関係者が集まり、正式決定を祝った。

 
一宮町長
一宮町長
釣ヶ崎海岸サーフィン会場(千葉県長生郡一宮町)での地元自治体主催のイベントに約100人が集まり、その中にはこの場所でサーフィンの練習に励む子供達の姿が多く見られた。
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4年後の東京オリンピックのときには、活躍が期待される中塩佳那や野中美波、岩見天獅といったこの場所でサーフィンの練習に励む、日本を代表するスーパーキッズ達が集合。各々がメダル獲得への夢を語った。

 

今回、他の競技同様にサーフィンでも多くの自治体がサーフィン会場誘致に意欲を見せた。一宮が有力視される中で、最後までウェイブプールでの開催という話は消えていなかったようだが、最終的には元の鞘に収まったようである。

 

サーフィン界にとってオリンピックは未知の世界。今後、4年後の開催に向けて、急ピッチに様々なことが決定されていくことだろう。

 

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中塩佳那
野中美波
野中美波
岩見天獅
岩見天獅