ホノルア・ベイ、マウイ/ハワイ（2016年12月3日土曜日）2016年サムスン・ギャラクシー・ワールド・サーフ・リーグ（WSL）ウイメンズ・チャンピオンシップ・ツアー（CT）の第10戦でファイナル・ストップである「マウイ・ウイメンズ・プロ」が終了。
今年初めて世界タイトルを獲得した、2016WSLチャンピオンのタイラー・ライト（AUS）は、ファイナルで、2度のイベントチャンピオンであるカリッサ・ムーア（HAW）を下し、優勝した。
今シーズン悲願のワールドタイトル獲得となったライトにとって、今回の優勝はチャンピオンシップ・ツアー（CT）10戦中５勝目。ゴールド・コースト、マーガレット・リヴァー、リオ、トラッスルズ、マウイで優勝するという５割の勝率という素晴しい成績でのフィニッシュとなった。
スモール・コンディションでファイナルデイとなったものの、ライトにとってホノルア・ベイで優勝はキャリア初。マンオンマンで過去８度戦い、この場所で2勝をあげていたカリッサ・ムーアを抑えての勝利となった。
「今回は来年に向け、仕事を終えた感じですね。」と、ライトが言った。「ワールドタイトルを獲得して、無事終了することができ、次のステップへと進める事は素晴しいです。これで家に帰って、一休みして、家族や仲間との時間を過ごすつもりです。今シーズンは正直に信じられないほど素晴らしい年でした。自分に協力してくれた全ての人に本当に感謝したいですね。」
ライトは、タティアナ・ウエストン-ウェッブ（HAW）とキーリー・アンドリュー（AUS）をさっさと片づけ、ムーアとの今シーズン7度のファイナル進出を果たした。
「このイベントのためのインスピレーションは学んでいたんです。それは私が今年やってきた全ての目に見えない心の奥にあるものでした」と、ライトは言った。
「前半のラウンドは2つとも厳しいものでしたが、今日それを立て直す事ができました。正直言って、カリッサ（ムーア）とは８回ファイナルを戦っていますが、彼女はそこで７回勝っていたんですね。
それは信じられない事で、彼女は毎年、私に全てを教えてくれいたんです。私は世界タイトルを争う選手になるために、多くの事をやらなければならなかったからです。私たちはこれからもより多くのファンバトルを繰り広げていくと思っています。」
ファイナルは、両者ともスモールスコアでのスタート。プライオリティーを持ったムーアがファイナルのベストセットをゲットし、ビッグターンでエクセレントの9.00をスコア。
6.83をスコアしたライトは、ムーアにニード3.68。プライオリティを使って残り時間２分に入ってきたセットの波にテイクオフ。得意のカーヴィングターンのコンビネーションで7.83をスコア。大逆転でライバルであるムーアを抑え、勝利を手に入れた。
優勝：タイラー・ライト（AUS）－14.66
第２位：カリッサ・ムーア（HAW）－13.33
マウイ・ウイメンズプロ・セミファイナル結果：
SF 1：タイラー・ライト（AUS）14.67 def.キーリー・アンドリュー（AUS）11.77
SF 2：カリッサ・ムーア（HAW）14.00 def.コートニー・コンローグ（USA）6.40
マウイ・ウイメンズプロ・クォーターファイナル結果：
QF 1：タイラー・ライト（AUS）16.76 def.タティアナ・ウエストン-ウェッブ（HAW）9.87
QF 2：キーリー・アンドリュー（AUS）13.33 def.ココ・ホー（HAW）11.23
QF 3：コートニー・コンローグ（USA）12.10 def.ビアンカ・ブイティンダッグ（ZAF）10.00
QF 4：カリッサ・ムーア（HAW）17.74 def.。マリア・マニュエル（HAW）6.40
WSLウイメンズのトップ5：
１、タイラー・ライト（AUS）72,500
２、コートニー・コンローグ（USA）60,700
３、カリッサ・ムーア（HAW）57,200
４、タティアナ・ウエストン-ウェッブ（HAW）50,300
５、ジョアン・ディフェィ（FRA）43,650
